Canvaでお店の看板を自作|B2ポスター1枚2,343円を10回刷った店主の実額と作り方
「Canvaで、お店の看板って自作できるの?」
「印刷代とスタンドで、全部でいくらかかる?」
お店の外に出す看板を考えはじめたときに、こんなお悩みないでしょうか?
こんにちは!わたしは兵庫県明石市で、妻と2人で棒付きマカロン専門店を営んでいます。
うちは店先の看板を、Canvaで作ったB2のポスターと、折りたたみ式の置き看板(A型看板)で出しています。
2024年12月から2026年1月までに、プリオでB2のポスターを10回刷りました。
結論から書くと、看板はA型看板8,980円と、B2ポスター1枚2,343円(税込)で自作できます。
ただし、ポスターの光沢紙は屋内向けなので、外に出すなら雨の対策が要ります。
この記事では、Canvaでの作り方、印刷会社の比べ方、10回刷った実額、雨と置き場所の注意まで書きます。
看板って、業者さんに頼むものだと思ってた
うちはポスターを差し替えるだけ。
1枚2,343円だよ
▼結論|看板は「B2ポスター+A型看板」で自作できる。うちは1枚2,343円

うちの看板は、A型看板の中にB2サイズのポスターを入れただけの作りです。
A型看板は、横から見るとアルファベットの「A」の形をした、折りたたみ式の置き看板です。
ポスターはCanvaで作って、ネットの印刷会社に1枚ずつ頼んでいます。
最初にそろえるのは、看板とポスター1枚で11,323円です(看板の送料は別のことがあります)。
あとは中身を替えるときに、ポスターだけを刷り直します。
看板を毎回作り直さずに、中のポスターを差し替えるのが、この作り方のいいところです。
ポスターを替えるだけなら、手間も少ないね
そう。黒板のときより、ずっと楽になったよ
▼うちの看板|黒板をやめて、B2のポスター看板にした

開業のときは、店先にA型の黒板(6,776円)を出していました。
黒板は、書き直す手間がかかり、書くのは妻でした。
そこで2024年12月に、B2のポスターが入るA型看板に替えました。
替えてみて変わったのは、次の3つです。

「看板を見ました」と言ってくれたお客さんもいました。
開業のときにそろえた機材と黒板の値段は、お菓子屋の開業機材、全部でいくら?に書いています。
マルシェでの看板の置き方は、マルシェのディスプレイ|売れるブースの作り方を写真で解説にまとめています。
▼Canvaで看板を作る手順|B2サイズとPDF(印刷)で保存

Canvaでの作り方は、次の3つの手順です。
Canvaを初めて使う人は、Canvaの使い方の入門記事を先に読むと、画面の場所が分かりやすくなります。
1. B2サイズ(515×728mm)でデザインを作る
Canvaの「デザインを作成」から「カスタムサイズ」を選び、単位をmmにして、幅515・高さ728を入れます。

B2は、新聞を広げたくらいの大きさです。
テンプレートを使うときも、サイズは先にB2にしておくと、あとで直す手間が減ります。
2. 大事な文字は、端から離して置く
A型看板に入れると、ポスターの端は枠に少し隠れます。
うちが使っている看板の商品説明では、原稿のサイズが515×723mm、見える部分が500×716mmです。
ポスター(515×728mm)より原稿のサイズが縦に5mm小さいので、上下も少し隠れます。
うちはB2のポスターを、切らずにそのまま入れて使っています。
商品名や値段など大事な文字は、端から1cm以上内側に置くと安心です。
端の文字が切れたら困るね
大事な文字は、1cm内側に置いてね
この3つは、うちの看板を作るときに気をつけていることというより、看板づくりでよく言われるコツです。
3. PDF(印刷)で保存する
右上の「共有」から「ダウンロード」を選び、ファイルの種類を「PDF(印刷)」にします。

プリオの案内では、「トリムマークと塗り足し」と「PDFのフラット化」にチェックを入れて保存する方法がすすめられています(プリオ公式ブログ)。
塗り足しは、紙の端まで色を出すために、仕上がりより少し外側までデザインを広げておく部分です。
トリムマークは、どこで切るかを示す線で、保存したPDFの四隅に出ます。
保存したら、PDFを開いて、文字が切れていないかを確かめてから入稿します。
同じ案内には、Canvaの無料版で作ったデータはRGBという色の形式になり、画面で見る色と刷った色が少し変わることがある、とも書かれています。
有料版なら、印刷向けのCMYKという形式で保存できる、という案内です。
うちはCanvaの有料版を使っています。
チラシの保存のしかたと入稿の流れは、Canvaで作ったチラシをラクスルで印刷する手順にくわしく書いています。
▼かかったお金|A型看板8,980円と、ポスター10回の実額

A型看板は、2024年12月にAmazonで8,980円で買いました。
ポスターは、プリオで次のように頼んできました(注文確認のメールで確かめた金額です)。
| 注文した月 | 定価(税込) | 支払った額 |
|---|---|---|
| 2024年12月 | 2,343円 | 2,343円 |
| 2024年12月 | 2,343円 | 1,875円 |
| 2025年2月 | 2,343円 | 1,968円 |
| 2025年3月 | 2,343円 | 1,850円 |
| 2025年5月 | 2,343円 | 1,873円 |
| 2025年6月 | 2,343円 | 1,869円 |
| 2025年8月 | 2,343円 | 1,970円 |
| 2025年10月 | 2,343円 | 1,849円 |
| 2025年12月 | 2,343円 | 1,874円 |
| 2026年1月 | 2,343円 | 1,969円 |
| 合計 | 23,430円 | 19,440円 |
※10回とも、ポスター印刷・光沢紙・B2・1枚。商品2,130円+消費税213円=2,343円。配送は翌日発送の余裕便で送料0円。「支払った額」は、前の注文で付いたポイントを使ったあとの金額です。
10回とも、季節の商品に合わせて中身を替えたときの注文です。
毎回の注文で、代金の2割前後(369〜494円)がポイントで付き、次の注文に使えました。
ポイントを使って、2回目からは1枚2,000円を切りました。
ポイントで、そんなに戻るの?
ポイントを使って、
2,000円を切ったよ
今も、この看板を使っています。
▼看板のポスターはどこで印刷する?プリオとラクスルの料金を比べた
B2のポスターを1枚だけ頼むときの料金を、2社の公式サイトで比べました(2026年10月10日に確認)。
| プリオ | ラクスル | |
|---|---|---|
| 屋内向け (光沢紙) | 2,343円 | 2,366〜2,443円 |
| 屋外向け | 2,425円 (耐水紙) | 4,466円 (耐水合成紙) |
| 送料 | 翌日発送なら0円 当日発送は1,100円 | 送料無料と表示 |
※B2・1枚・税込。ラクスルは届く日によって料金が変わります。料金は変わることがあるので、最新はプリオ・ラクスルの公式サイトでご確認ください。
1枚の屋内向けなら、2社の料金はほとんど同じです。
屋外向けの紙で比べると、プリオのほうが安くなります。
ただ、屋外向けは2社で紙の種類が違うので、同じ品質で比べた値段ではありません。
プリオとラクスル、どっちがいいの?
1枚ならほぼ同じ。
うちはプリオだよ
うちが10回頼んできたのは、プリオです。
毎回、翌日発送の「余裕便」にして、送料は0円でした。
余裕便は、急がない代わりに送料がかからない送り方です。
注文確認のメールでは、お届けの希望日は注文の2〜4日後になっていました。
急ぐときは、16時までに注文と入稿をすませると当日に発送してもらえます(送料1,100円)。
プリオで頼む流れ
プリオでの注文は、次の流れです。



チラシのほうは、ラクスルで16回、のべ6,600部を頼んでいます。
何百部も刷るチラシはラクスル、1枚ずつのポスターはプリオ、というのがうちの頼み方です。
▼雨と置き場所|光沢紙は屋内向け。歩道には置けない
プリオの光沢紙は、公式サイトで「屋内向け」の紙とされています(プリオの料金ページ)。
うちのA型看板には、ポスターの前に透明な保護シートが付いています(商品説明では「PETシートで保護する」)。
光沢紙のポスターは、このシートの内側に入れて出しています。
このシートがあるので、雨の日もそのまま出せています。
ただ、看板の商品説明には「屋外で使用する際、必ずポスターにラミネート加工を」と書かれています。
うちの注文は、ラミネート加工なしです。
販売ページは「必ずラミネート加工を」としているので、雨が心配な人や、保護シートのない看板を使う人は、次のどちらかを選ぶと安心です。
風の強い日は看板が倒れやすいので、おもりに水をしっかり入れ、強い風の日はしまうと安心です。
歩道や道路の上には置けない
歩道や道路の上に置き看板を出すことは、原則できません。
国の道路事務所は、置き看板や立て看板を、道路に置く許可を受けられないものに挙げています(国土交通省 東京国道事務所)。
置き看板は、お店の敷地の中に置くのが基本です。
うちの看板も、お店の敷地の中に置いています。
置ける場所に迷ったら、道路の担当の窓口(市道なら市役所の道路の担当課)に確かめてください。
雨の日って、看板しまわないとだめ?
透明なシートの内側だから、
そのまま出してるよ
▼業者さんに頼む看板と、何が違う?
業者さんの看板は、壁や屋根に取りつける看板や、取りつけ工事まで含むものが多いです。
この記事の看板は、店先に置くだけの「置き看板」です。
置き看板なら、ポスターを差し替えるだけで中身を替えられるのが、自分で作るいちばんの理由です。
お店の名前を長く出す看板と、商品を知らせる置き看板は、目的が違うと考えると選びやすくなります。
看板を出してお店を開くなら、会計のしかた(現金・カード・QR)も先に決めておくと安心です。うちの選び方は、お菓子屋を開いたら、カード決済とレジはどうする?4年の実例にまとめています。
▼よくある質問(Canvaで看板を自作)
Q1. B2はどれくらいの大きさですか?
A. 515×728mmです。
新聞を広げたくらいの大きさです。
Q2. ポスターは1枚だけでも頼めますか?
A. プリオは1枚から頼めます。
うちは10回とも1枚ずつ頼んでいます。
Q3. 注文してから、どれくらいで届きますか?
A. うちは翌日発送の余裕便にして、お届けの希望日は注文の2〜4日後になっていました。
急ぐときは、16時までの注文と入稿で当日に発送してもらえます(送料1,100円)。
Q4. 雨の日は、看板をしまったほうがいいですか?
A. うちはA型看板に付いている透明な保護シートの内側にポスターを入れているので、雨の日もそのまま出しています。
販売ページは「必ずラミネート加工を」としているので、雨が心配な人は耐水紙かラミネート加工を選ぶと安心です。
Q5. ポスターは何回くらい刷りましたか?
A. 2024年12月から2026年1月までで10回です。
1回1枚ずつで、定価は毎回2,343円(税込)でした。ポイントを使ったので、実際に払った額は1,849〜2,343円です。
Q6. お店の前の歩道に置いてもいいですか?
A. 歩道や道路の上に置き看板を出すことは、原則できません。
置き看板はお店の敷地の中に置き、迷ったら道路の担当の窓口に確かめてください。
▼まとめ|看板は作り直さず、ポスターを差し替える
最後に、この記事の要点をまとめます。

- かかるお金:A型看板8,980円と、B2ポスター1枚2,343円(税込)
- 作り方:CanvaでB2(515×728mm)を作り、PDF(印刷)で保存
- 印刷:1枚ならプリオとラクスルはほぼ同じ。うちはプリオで10回
- 雨と置き場所:光沢紙は屋内向け。置き看板は敷地の中に
- 続け方:看板は作り直さず、ポスターを差し替える
黒板をやめてから、書き直す手間がなくなりました。
まずはポスター1枚とA型看板から始めてみてください。
最初の1枚、何を載せたらいい?
いちばん売りたい商品の写真と値段だよ
お店を開くまでの全体の流れは、お菓子屋を開くまでの流れ|許可からレジ・商標まで全部まとめにまとめています。
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