マルシェ出店に必要なものは?店主4年・100回超の現場リストと屋外の落とし穴【持ち物・準備】
- ✅当日の持ち物がこれ1つでそろって、あわてない
- ✅「借りられると思ったらなかった」失敗を、先に防げる
- ✅屋内と屋外、自分のお店に向くほうを選べる
- ✅お釣りをいくら用意するか、もう迷わない
- ✅屋外の決済で「どれがお店のネットを使うか」がわかる
- ✅現金とキャッシュレスの組み合わせで、売り逃しを減らせる
- ✅マルシェのキャッシュレス決済に必要な準備がわかる
- ✅100回出た体験をなぞって、はじめてでも安心して出店できる
はじめてマルシェに出店しようと思うけど、
何を持っていけばいいのかな?
それ最初つまずきますよね。昔、はじめて出たときに会場で借りられると思ったら、机もテントもなかったのはいい思い出(笑)
こんにちは、兵庫県明石市でマカロン店を4年やっているいろはです。月に2回以上、4年で100回以上、マルシェやイベントに出てきました。今日は「何を持っていけばいいか」と「屋外でつまずきやすいこと」をむずかしい言葉はなしで正直に書きたいと思います!

▼必要なものは?まず「会場で借りられるか」を確認しよう
正直に言うと、私は最初の屋外出店で大失敗しました。机やテントは会場が貸してくれると思い込んで、手ぶらで行ったんです。でも何もなくて、まわりの出店者さんに借りて乗り切りました(本当に感謝です)。
だから一番大事なのは、応募する前に会場へ確認すること。これは会場ごとにまったく違います。
- 机・イスは借りられる?
- テント(屋根)はある?自分で持っていく?
- 電源は使える?
- Wi-Fiはある?
- 搬入・搬出の時間と方法は?
- (食品なら)営業許可・届出は会場がまとめている?それとも自分で必要?
▼屋内マルシェと屋外マルシェ、どっちがいい?
どちらが良いかは目的やお店次第になります。
屋外って色々と大変そう…
そのぶん人は多いよ!うちも屋外出店のほうが売上も良かったし、商品しだいで選べばいいよ!
出店先はインスタ・Threads・ジモティーで探せます。応募のときに、さっきの「確認リスト」も一緒に確認しましょう。
▼持ち物リスト|うちが毎回持っていくもの
会場で借りられないことが多いので、うちは自分でそろえました。4年使っている定番に、ひとことずつ理由をつけます。
(ちなみに、最初にひと通りそろえる費用はざっくり5〜6万円くらい。iPadを持っているかどうかで変わります)
- ワンタッチタープテント
- 折りたたみ机
- A型看板
- お釣り(釣銭ケース)
- 決済の準備(楽天ペイ+PayPay)
まずはこれだけでOK。下では、この定番に「あると便利なもの」も加えて、選び方のコツと一緒に順に紹介します。
🏕ワンタッチタープテント
屋根がない会場の必需品。日よけ・雨よけでお店と商品を守ります。設営がラクなワンタッチ式が◎。屋外の出店スペースは2.5m角くらいの区画が多いので、サイズもそれに合わせています。
テントは重しとセットで必須です(軽いと風で飛びます(※体験談))。必要な重さはテントの説明書や会場の指定によって変わります。うちは現地で水を入れられる重し袋を使っています(ペットボトルはかさばるのでやめました)。風が強い日は、無理に立てない判断も大事です。
🪑折りたたみ机
商品を並べる台。持ち運びやすいサイズが正解で、うちは2台使っています。車に積みやすいと搬入・搬出もラクです。
📱iPad
決済にAirペイ(エアペイ=カードやタッチ決済を受けるしくみ)を使う場合に。Airペイとセットのレジアプリ「Airレジ」(iPadで使える無料アプリ)の画面を表示します。最低限ではないので、余裕が出てからでOKです。
お店のレジに使っているAirレジの正直な感想(良い点・しんどい点)は、お菓子屋・食品店オーナーのAirレジ正直レビューにまとめています。
※お持ちのiPad・iPhoneでOK。新しく買うなら、定番は11インチです。
🧾モバイルレシートプリンター
「レシートください」にその場で対応できて、お客さんに安心してもらえます。これはうちで実際に使っているものです。こちらも最低限ではないので、必要になってからで大丈夫です。
🪧A型看板
お店の名前と値段がひと目で伝わり、通りすがりの人に立ち止まってもらいやすくなります。うちは実店舗でも使っているものをそのまま持参。看板は目立つほどいいです。
🧊保冷バッグ
食べ物は鮮度が命。要冷蔵の商品の鮮度と形を守ります(くわしくは次の章で)。折りたためて持ち運びがラクなものを選んでいます。
🔋モバイルバッテリー(60000mAh)
電源のない会場でも、決済やレジを止めずに1日乗り切れます(くわしくは後の章で)。
うちは60000mAhの大容量タイプを4年。電源がない会場でも、これ1つで1日もちます。今から買うなら、こんな大容量タイプでOKです。
💴釣銭ケース
100均とかで販売されてるものでOKです。お釣りの金額の考え方は後の章で。
カードリーダーやiPadなど、決済まわりの詳しい話はエアペイを4年使った正直レビューにまとめています。
▼食べ物を売るなら「保冷」は絶対
(先に結論)マルシェがはじめてなら、保冷バッグだけでOKです。この章の後半に出てくる業務用の保冷ショーケース(「保冷チェーフィング」という名前で売られています)は「本格的に冷やして見せたい人」向けで、最初は要りません。
マカロンは冷たく保たないと傷むし、崩れやすいお菓子です。だから保冷バッグは必須です。夏は保冷剤を多めに。ギフトで買う方も多いので、形が崩れないように運ぶのも大事です。
食べ物だと気をつけることが増えるね
うちはマカロンを取り扱っているので「冷やす」だけは外せません。
※このショーケースは「あると便利」枠です(本格的に冷やして見せたいとき用)。うちは実店舗でもふだん使っています。マルシェがはじめてなら、まずは上の保冷バッグで十分です。
- 会場が一括で営業許可を取っている場合と、自分で保健所への届出が必要な場合があります
- 会場ごとに違うので、応募のときに必ず確認を。心配なときは地域の保健所へ相談しましょう
▼マルシェの決済は「現金+キャッシュレス」、多いほど取りこぼさない
初めての出店では現金しか用意しておらず、PayPayや楽天ペイを希望するお客さまを、数人ですがお断りしました。イベントなら現金だけで足りると思い込んでいたためです。以後は、現金に加えてキャッシュレス決済も持っていくようにしています。
最近は、現金を持っていないお客さんも増えました。だから決済手段は多いほど売り逃しが減ります。
うちのおすすめは、最低でも楽天ペイとPayPay。できればカード(Airペイ)もあると安心です。
うちが楽天ペイを外せないのは、電波が弱いマルシェでも「お客さんのスマホで読む方式」ならお店が圏外でも売上が立つから。4年・100回でたどり着いた結論です。
減ったのは売り逃しだけではありません。現金売上の集計や整理、出店後の入金までの手間が、うちの体感で1回あたり30〜40分から10分ほどに短くなりました(釣銭そのものは、今も商品の値段と販売数に合わせて用意しています)。現金を持ち歩く不安が減ったのも、地味ですが大きな変化でした。
カード決済(Airペイ)まで受けたいなら、屋外出店での通信トラブル・手数料・入金の実態をまとめたエアペイ4年レビューを。PayPayの手数料や使い方はPayPay4年レビューにまとめています。
※楽天ペイもPayPayも、申し込みから使えるようになるまで審査で日数がかかります。出店の前日では間に合わないので、出店が決まったら早めに準備しておきましょう。
▼屋外の決済、ネットはどうする?(ここ大事)
勘違いしやすいので説明します。
うちは、お店にQRコードを貼って、お客さんが自分のスマホで読んで払ってもらう方式(PayPay・楽天ペイ)です。この方式なら、ネットにつながる必要があるのは「お客さんのスマホ」。だから、お店のスマホが圏外でも、支払いじたいはしてもらえることがほとんどです。ただし商品を渡す前に、お客さんの画面の「支払い完了」を一緒に確認してください(お店側が圏外だと、その場でお店の管理画面から確認できないためです)。

※注意:お店のスマホでお客さんのコードを読む方式(店が読むタイプ)だと、お店側のネットが必要で、圏外だと使えません(楽天ペイも公式で「圏外は使えない」とされています)。
カード決済(Airペイ)も、お店側のネットが必要です。うちはスマホのテザリング(スマホの電波を機器に分けて使う機能)でつないでいます。
電波がとても弱い会場では、お客さんのスマホもつながらず払えないことがあります。そういう会場では、現金も用意しておくと安心です。
実際、電波がとても弱い地方の会場では、カード決済のAirペイは店側の通信環境が必要なため、使えないことがありました。そのときは、店頭のQRコードをお客さまのスマホで読み取ってもらう方式のPayPay・楽天ペイと現金で、販売に対応しました。
▼充電切れ対策|モバイルバッテリーは必須
カードリーダーもiPadも、電池で動きます。1日もたないことがあるので、うちは大きめの60000mAhのモバイルバッテリーを持っていきます。
※機器によっては0〜45℃でないと充電できないものがあります。真夏や真冬は注意。リーダーのUSB電源は別売りのことが多いです。くわしいスペックはエアペイ4年レビューへ。
▼お釣り(釣銭)はいくら用意する?
大事なのは、お釣りは「商品の値段の末尾」で決まるということ。
たとえば、1個380円のように10円単位なら10円玉が要りますし、500円・1,000円ぴったりなら小銭は少なくて済みます。だから、必要なお釣りは商品の値段しだいで変わります。
参考に、うちが用意する釣銭の一例(ある日の中身)はこのくらいです。
| 金種 | 枚数 | 金額 |
| 1,000円札 | 40枚 | 40,000円 |
| 500円玉 | 43枚 | 21,500円 |
| 100円玉 | 71枚 | 7,100円 |
| 50円玉 | 7枚 | 350円 |
| 10円玉 | 116枚 | 1,160円 |
| 1円玉 | 1枚 | 1円 |
| 合計 | 70,111円 |
※これはうちのマカロンの値段での一例です。自分の商品の値段に合わせて、特に「出やすいお釣り」を多めに用意しましょう。お釣りを渡すときは、お客さんと声に出して一緒に確認するとまちがいが減ります。釣銭ケースは100均で十分です。
▼よくある質問(FAQ)
Q. マルシェ出店で、最低限これだけは必要なものは?
A. 会場で借りられない前提なら、テント・机・看板・お釣り・決済手段(現金とキャッシュレス)が基本です。ただ会場ごとに机やテント、電源の貸し出しがちがうので、応募する前の確認がいちばん大事です。
Q. マルシェのキャッシュレス決済は何を準備すればいいですか?
A. 現金に加えて、最低でも楽天ペイ・PayPay、できればカードも受けられるAirペイがあると安心です。あわせて、端末やスマホの充電(モバイルバッテリー)、会場の電波の確認、値段の末尾に合わせた釣銭を用意しておくと当日あわてません。詳しくは本文の「決済」「ネット」「充電」「お釣り」の各章にまとめています。
Q. 屋外でキャッシュレス決済は使えますか?ネットはどうする?
A. 使えます。うちのようにお店のQRをお客さんが自分のスマホで読む方式なら、お店が圏外でも支払いじたいは可能なことがほとんどです(つながる必要があるのはお客さんのスマホ側)。ただし商品を渡す前に、お客さんの決済完了画面を必ず確認してください。お店がお客さんのコードを読む方式やカード決済(Airペイ)は、お店側のネットが必要です(うちはテザリング)。電波がとても弱い会場では現金も用意しておくと安心です。
Q. お釣りはいくら用意すればいい?
A. 商品の値段で変わります。お釣りは「値段の末尾」で決まるので、自分の価格に合わせて準備しましょう。参考に、うちのマカロン店では合計7万円ほど(お札と小銭)を用意していますが、これは一例です。渡すときにお客さんと一緒に確認するとミスが減ります。
Q. 屋外だと充電が心配です。電源はどうしてる?
A. 会場に電源がないことが多いので、大きめのモバイルバッテリーを持っていきます。リーダーもiPadも電池で動き、1日もたないことがあるからです。機器によっては0〜45℃でないと充電できないので、真夏・真冬は気をつけてください。
Q. 屋内マルシェと屋外マルシェ、どっちがおすすめ?
A. お店しだいです。屋内は天気に左右されず備品の貸し出しが多いぶん、お客さんを呼び込みにくいです。屋外は人が多いぶん、天気に左右されます。うちは両方に出ています。
Q. 出店先はどうやって探す?
A. うちはインスタ・Threads・ジモティーで、条件に合うものを探して応募しています。応募のときに、机・テント・電源の貸し出しがあるかも確認しておくと当日あわてません。
マルシェの決済は、Airペイ(エアペイ)1台でカード・電子マネー・QRをまとめて受けられて身軽です。私も屋外の出店で4年使っています。検討する方は▶Airペイ公式サイト。(対応端末・手数料は公式サイトでご確認ください)
▼まとめ|会場確認+現金とキャッシュレスの保険で、はじめてでも安心

- 一番大事なのは、応募前に「机・テント・電源は借りられるか」会場に確認すること
- 持ち物は基本、自分でそろえるつもりで
- 決済は現金+キャッシュレス。現金は「電波が弱いとき」の保険にもなる
- 屋外のネットは、お店のQRを客が読む方式なら店は圏外でもOK/カードは店側のネットが必要
- ☐テント
- ☐折りたたみ机
- ☐A型看板
- ☐お釣り(釣銭ケース)
- ☐決済の準備(楽天ペイ・PayPay)
- ☐保冷バッグ・保冷剤
- ☐モバイルバッテリー
- ☐(あれば)iPad・レシートプリンター
- 応募する前に、机・テント・電源・Wi-Fiの貸し出しを会場に確認(5分)
- 決済がまだの人は、出店日が決まったら審査にかかる日数を確認して早めに申し込む(導入済みならQR台紙の用意と少額テスト)
- モバイルバッテリーを満充電に
- まず出店の応募から → マルシェ出店の始め方|募集の探し方と応募のコツ
- ブースの飾り方(売れる並べ方) → マルシェのディスプレイ決定版|3つの距離で決まる
- 集客チラシを自分で作る → ラクスル印刷でチラシを作る手順|実費と料金
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