マルシェ出店の始め方|募集の探し方・応募のコツ・出店料の相場【店主100回の実体験】
- ✅マルシェ募集の探し方5つがわかる
- ✅出店料の相場(3,000円〜3万円)がわかる
- ✅審査に通りやすくなるコツがわかる
- ✅初出店までの3ステップが見える
- ✅100回出た店主の失敗談から学べる
- ✅「自分にもできそう」と思えて今日動き出せる
「マルシェに出店してみたい。でも、そもそも募集ってどこに載ってるの?」
「応募って何を書けばいいの?審査で落ちたりしない?」
「出店料っていくらぐらい?」
はじめの一歩って、調べれば調べるほど分からなくなりますよね。
こんにちは。兵庫県明石市で棒付きマカロン専門店を夫婦で営んでいる、いろはです。マルシェやイベントには月2回以上・4年で100回以上出店してきました。
でも最初の一歩は、本当に小さかったんです。地元の情報を発信されている「明石じゃーなる」さんから、近所の小さなマルシェの情報を教えてもらって、勇気を出して申し込んだのが始まりでした。
先に結論を言うと、マルシェ出店は「探す→応募する→準備する」の3ステップだけ。審査で落ちることはほとんどありません(人気イベントの抽選はありますが)。
この記事では、募集の探し方5つ・応募のコツ・出店料の相場まで、100回の実体験をぜんぶ置いていきます。読み終わるころには「私にもできそう」と思えるはずです。
- 当日の持ち物はこちら → マルシェ出店に必要なもの|100回超の現場リスト
- 屋外での支払い対応はこちら → エアペイ4年の本音レビュー(屋外マルシェ実録つき)
いきなり大きいイベントだと、緊張しちゃうもんね。
そうなんです。小さいマルシェは”練習試合”にぴったり。お客様との会話の練習にもなりますよ。
▼結論:マルシェ出店は「探す→応募→準備」の3ステップ

マルシェ出店の全体像はこれだけです!
そして最初の1回は、大きなイベントでなく、小さな地元のマルシェから始めるのがおすすめです。
私の1回目も、地元の小さなマルシェでした。
規模が小さいと主催者さんとの距離が近くて、隣のブースの先輩出店者さんが色々教えてくれます。「小さく始めて、場数で覚える」が、100回出た今でも一番の近道だったと思っています。
▼そもそも、マルシェって誰でも出店できるの?
結論、雑貨・アクセサリーなどのハンドメイド作品なら、資格も許可もほぼ不要です(各マルシェの出店規約に従えばOK)。
ただし、食べ物を売る場合は別。お菓子なら「菓子製造業許可」など、保健所の営業許可が必要です。うちはマカロン専門店なので、このハードルを越えてから出店しています。
お菓子を売りたい方はこちら → 菓子製造業許可の取り方 完全マニュアル
「手作りのお菓子をちょっと売ってみたい」だと、まず営業許可証からなんだね。
そこは焦らずで大丈夫。逆に言うと、許可を持ってる時点で出店の競争率はぐっと下がるんですよ。食品の出店者さんはマルシェ側からも歓迎されやすいです。
▼【ステップ1】マルシェの募集はどこで探す?私が使ってきた5ルート

ここが一番よく聞かれるところ。「マルシェ 出店 募集」で検索しても、大きなイベントばかり出てきて、近所の小さなマルシェが見つからないんですよね。私が実際に使ってきた順に紹介します。
①地元の情報メディア・情報発信者さん(私の原点)
私の記念すべき1回目は、明石の地域情報を発信されている「明石じゃーなる」さんから、近所の小さなマルシェの開催情報を教えてもらったのがきっかけでした。
あなたの街にも、たいてい「地域名+情報サイト/インスタ」があります。イベント告知の投稿には、出店者募集の情報も一緒に流れてくることが多いんです。
②地域の掲示板サイト
2回目に申し込んだのは、地域の掲示板サイト(ジモティ)で見つけた明石公園の屋外マルシェでした。
「ジモティなら『イベント』→地域名」で探すと、意外なほど募集が載っています。地元の小さめの募集が多いので、初出店の練習にちょうどいいサイズ感です。
③InstagramやXのハッシュタグ
「#(地域名)マルシェ」「#出店者募集」で検索。マルシェの主催者さんはほぼ必ずSNSで募集をかけます。出たいマルシェのアカウントをフォローしておくと、次回募集の通知が受け取れます。
④会場・主催者の公式サイト
商業施設・公園・寺社などは、会場の公式サイトに「イベント・出店者募集」ページがあることが多いです。「行ってみたい会場名+出店者募集」で直接検索するのが早いです。
⑤商工会・自治体のイベント
見落としがちですが、商工会や市のイベントは出店料が安めで、地域のお客様と繋がれる優良案件が多いです。広報誌や商工会のサイトをチェック。
ほかにも、こくちーず・Peatixなどのイベント告知サイトで見つかることもあります(私は主に①〜⑤で探してきましたが、選択肢として知っておくと便利です)。
そして番外編——一度出店すると、次からは「紹介」で繋がっていきます。主催者さんや出店者仲間から「今度こんなマルシェあるよ」と声がかかるようになる。最初の1回さえ踏み出せば、探す苦労は激減するんです。
最初の1回のハードルが一番高いんだね。
最初だからこそ「小さく・近所で・気軽に」。1回出れば世界が変わりますよ。
▼出店料の相場|3,000円〜3万円(規模と日数で決まる)

私が4年間で払ってきた出店料は、ざっくり3,000円〜3万円のレンジです。
| マルシェの規模 | 出店料の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 地域の小さなマルシェ・商工会系 | 数千円(3,000円前後) | 初出店の練習に最適 |
| 中規模の定期マルシェ | 5,000円〜1万円 | 集客と出店料のバランスが良い |
| 大型イベント(2日間など) | 2万円〜3万円 | 集客力は大きいが売上目標も必要 |
大事なのは、「出店料の元が取れるか」を先に考えること。出店料3,000円なら、マカロン◯本で回収——みたいに、自分の商品の何個ぶんかで考えると判断しやすくなります。
初出店なら、まずは「出店料の回収」を目標にすれば十分。売上ゼロでも、得られる学びのほうが大きいですよ。値段の付け方はこちらで詳しく書いています。
▼【ステップ2】応募のコツ|審査は怖くない(落ちるとしたら”抽選”)
まず安心してほしいこと。普通に準備すれば、審査で落ちることは少ないです。
私の経験では、100回以上応募してきて、落ちたのは人気マルシェの抽選だけ。審査そのもので断られたことは、ほぼありませんでした。
応募フォームで聞かれる定番3点セット
- お店・作品の紹介文(2〜3行でOK)
- 商品・ブースの写真
- SNSアカウント・ホームページ
私がやっている応募のコツ
- 写真は、上限枚数までフルに送る。「3枚まで」なら3枚。ブース全体・商品の寄り・人気商品の3点セットが基本です
- 紹介文は「何を・どんなこだわりで・どんな人に」を1行ずつ
- SNSは普段からブースや商品の写真を載せておく。主催者さんは見に来る前提で整えておくと安心です
審査に通りやすくなる、もう一つのコツ|SNSとHPを「整えておく」
応募フォームには、たいていSNSやホームページのURL欄があります。主催者さんはここを見に来ることが多いです(出店者の雰囲気が一番わかる場所なので)。
そして正直に言うと——ホームページまで持っている出店者さんは、かなりの少数派です。だからこそ、あるだけで「ちゃんとしたお店」として覚えてもらえる。
私の経験では、写真と合わせてSNSやネットショップを先に整えていたことも、選ばれるうえでプラスに働きました。
これからならレベル別にこの3択です。どれか1つでOK。マルシェ応募のためだけなら、いちばん手軽なペライチで十分ですよ。
| やりたいこと | おすすめ | ひとこと |
|---|---|---|
| お店の紹介ページを1枚だけサッと作りたい | ペライチ | いちばん手軽。テンプレに写真と文章を入れるだけ |
| ネットショップごと持ちたい | STORES | どっちが合うかはBASE vs STORESの徹底比較で |
| ブログやHPを自分で育てたい | ConoHa WING | 私も使用中。始め方はこちらの手順で |
たしかに、応募のときにお店のページがあると「おっ」てなるね。
主催者さん目線だと「どんなお店か3秒でわかる」が最強なんです。マルシェのためだけじゃなく、お客様がリピートしてくれる入口にもなるので、一石二鳥ですよ。
主催者さんも「出店者さんに来てほしい」んですよね。怖がらずに、写真とお店のページだけ丁寧に準備すれば大丈夫。
▼【ステップ3】準備するもの|持ち物・釣り銭・支払い対応
出店が決まったら準備です。持ち物の完全リストは別記事にまとめてあるので、ここでは「初出店で特に忘れがちな3つ」だけ。
- 机とテント(会場にあると思ったら、ない。※次章の失敗談へ)
- 釣り銭(両替できる場所は会場にありません)
- キャッシュレス対応(「PayPay使えますか?」「カードで払えますか?」は本当によく聞かれます)
持ち物の完全版はこちら → マルシェ出店に必要なもの|100回超の現場リスト
屋外でのカード・QR決済のリアルはこちら → エアペイ4年の本音レビュー(屋外マルシェ実録つき)
▼初出店の失敗談|机もテントも「あると思ったら、なかった」
えらそうに解説してきましたが、私の初出店は失敗だらけでした(笑)。

失敗①:机とテントは「会場が貸してくれる」と思い込んで、手ぶらで行った
初めての屋外出店のとき、会場に着いてから気づきました。
机もテントも、ない。周りの出店者さんは全員マイテント・マイテーブル持参。
結局、まわりの出店者さんに借りて乗り切りました(あのときの皆さん、本当にありがとうございました…)。
教訓:応募する前に「会場で借りられるか」を必ず確認。「レンタルあり(有料)」なのか「完全持参」なのか、会場ごとにまったく違います。
失敗②:囲いのない普通の台車で搬入して、荷物が落ちそうになり続けた
駐車場からブースまでの搬入、最初は家にあった普通の平台車でやっていたんですが——段差のたびに箱がズレて、何度も荷物が落ちそうになってヒヤヒヤ。マカロンは衝撃に弱いので、毎回冷や汗でした。
その反省から、うちは囲いのあるアウトドアワゴンに切り替えました。囲いがあると段差でも荷物が暴れず、搬入のヒヤヒヤが消えます。
ちなみに、私が実際に使っているものは今は販売終了になってしまったので、同じタイプ(囲い付き・大容量・折りたたみ)で今買えるものだとこちらです。
ほかにも、初心者がやりがちな失敗
- 釣り銭の準備不足(1,000円札と100円玉を多めに。会場で両替はできません)
- 商品の値札つけ忘れ(「いくらですか?」対応で1日が終わります)
机もテントもなかったの、今だから笑えるやつだね(笑)
あの日の絶望は忘れません(笑)。でも、失敗って1回やると絶対忘れないんですよ。この記事で私のぶんまで先に失敗しておいてください。
▼よくある質問(FAQ)
Q. マルシェの応募は何ヶ月前にすればいい?
A. 小さなマルシェで1〜2ヶ月前、大型イベントは3ヶ月〜半年前に募集が始まることが多いです。出たいマルシェのSNSをフォローして、募集開始を見逃さないのが確実です。
Q. 1人でも出店できますか?
A. できます。ただ設営・接客・トイレ休憩を考えると、最初は2人だと安心です。うちも夫婦2人体制が基本です。
Q. 全然売れなかったらどうしよう…
A. 初出店は「売上より学び」で大丈夫。お客様の反応・よく聞かれる質問・隣のブースの工夫——全部が次に活きます。
Q. 雨で中止になったら出店料は戻ってくる?
A. マルシェによります。「雨天決行・荒天中止」が多く、中止時の返金規定は募集要項に書かれています。申し込み前に必ず確認を。
▼まとめ:最初の1回は、小さなマルシェでいい

- マルシェ出店は「探す→応募→準備」の3ステップ
- 募集は地元の情報メディア・地域の掲示板・SNSタグ・会場サイト・商工会の5ルートで見つかる
- 出店料の相場は3,000円〜3万円。最初は数千円の小さなマルシェから
- 審査はほぼ通る。写真を丁寧に、SNSやHPを整えておくと有利
- 私の初出店は「机もテントもない」から始まった——それでも100回続いています
「いつかマルシェに出てみたい」の「いつか」は、たぶん来ません。小さな募集をひとつ見つけて、写真を3枚選んで、送信する。それだけで、あなたの「1回目」が始まります。
この記事を読んだ人の「1回目」の話、いつか聞けたら嬉しいね。
コメントで「出店決まりました」報告、お待ちしてます。それが私たちの燃料です(笑)
出店が決まったら、次は持ち物の準備です。100回分の現場リストをどうぞ → マルシェ出店に必要なもの
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