個人事業主の楽天カードは2枚持ちが正解|2枚目を事業用にすると経費がラクになる【カード歴5年】
- ✅経費の仕分けが、ほぼ自動になる
- ✅確定申告前の「これ経費?私用?」が消える
- ✅迷わず2枚目を作れる(4ステップで完了)
- ✅独立後の勤務先変更も、不安なく片づけられる
- ✅これから1枚目を作る人も、入力欄でもう迷わない
そう言えばさ確定申告のとき、「これ経費?私用?」って明細とにらめっこしてたのなくなったね。
カードを2枚に分けてからだね。仕分けの大半が楽になりましたね
こんにちは、兵庫県明石市で棒付きマカロン専門店を夫婦で4年経営している個人事業主のいろはです(簿記2級・FP2級)。クレジットカードは会社員時代に作った楽天カード(Visa)が5年目。そして開業のタイミングで2枚目(JCB)を追加して、2枚体制が4年目になりました。いまはVisa=私用、JCB=事業用です。
「個人事業主はカードを分けるべき」とはよく言われますが、実際に分けて回してみてどうだったか。結論、経費管理が目に見えてラクになりました。この記事では2枚持ちの実フローと作り方、独立したときの「勤務先変更どうするの?」問題まで、実体験で書きます。楽天カードそのものの5年レビューはこちらの記事にあります。
※まだ楽天カード自体を持っていない方は、先に「これから1枚目を作る人へ」からどうぞ。
これから1枚目を作る方は、楽天カード公式サイトで今の申込条件やキャンペーンだけ先に見ておくと、この記事の2枚持ちがそのまま実践できます(すでにお持ちの方はこのまま読み進めてください)。
▼結論:うちの2枚持ち構成(カード歴5年・2枚体制4年)
まずは全体像から見てみましょう。
| 項目 | 1枚目 | 2枚目 |
|---|---|---|
| カード | 楽天カード(Visa)=5年目 | 楽天カード(JCB)=開業時に追加・4年目 |
| 用途 | 私用専用 | 事業専用 |
| 年会費 | 無料 | 無料 |
| 会計ソフトでの扱い | 私用=表示オフ | 事業用として仕訳 |
会計ソフトをまだ使っていない方も大丈夫。明細が事業用カードに分かれているだけで、確定申告の集計は段違いにラクになります(ソフトの導入はあとからでも効果が乗ります)。
むずかしく聞こえますが、やることは事業の支払いを2枚目(JCB)に集めるだけです。連携というのは、カードをマネーフォワード(以下MF)に登録しておくと、利用明細が自動で取り込まれて「これは消耗品費では?」と勘定科目の候補まで出てくる仕組みのことです。
ひとつ知っておきたいのが、楽天カードはカード単位ではなく「楽天ID」単位で連携されること。Visa・JCBの2枚とも自動で取り込まれるので、私用Visaの明細も入ってきます。そこでMFの「連携データの選択」で私用Visaの表示を外しておけば(設定は一度きり・チェックを外すだけ)、ふだんの仕訳画面には事業用JCBの明細だけが並びます。
▼楽天カード2枚目のメリット|「分ける」と経費管理がラクになる3つの理由
世間で言われる「分けるメリット」を、2枚体制を4年回した実感で言い直すとこの3つです。
①明細が、そのまま「経費帳」になる
事業用カードの明細=ほぼ全部経費。「これどっちだっけ?」と思い出す作業が、そもそも発生しません。確定申告期の心理的な重さが全然違います。
②会計ソフトの仕分けが、ほぼ自動になる
マネーフォワードの4年レビューで書いたとおり、うちはMFに自動連携しています。事業用カードの明細だけが見えるようにしておけば、「自動で取り込まれる→候補を確認→登録」だけ。月の経費入力は、うちの規模なら30分ほどで終わります(取引数が多ければその分かかります)。
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③「あとでやろう」が消える
混ざった明細の仕分けは、後回しにするほど記憶が消えて辛くなる作業。分けた瞬間、この作業自体が消えます。リードの会話は脚色なしの実話です。
▼楽天カードの2枚目を作る方法(個人事業主のやり方)
わたしが2枚目を作ったタイミング
事業を始めた頃です。開業して最初の段階で「事業とプライベートを分けていないと、帳簿が本当にごっちゃになる…!」と痛感して、早々に2枚目(JCB)を事業専用にしました。これは開業準備とセットでやっておくのが一番ラクだと思います。あとから分けることも可能ですが、混ざった明細の過去分を仕分けるのはなかなかの苦行です。
申込手順(4ステップ)

- 楽天e-NAVI(楽天カードの会員サイト・アプリ)にログイン
- メニューから「カードの追加、切り替え」を選ぶ
- 2枚目の国際ブランド(Visa/JCB/Mastercard…決済ネットワークの種類)とデザインを選んで申込。組み合わせは自由で、うちはVisa→JCB。1枚目と違うブランドにすると見分けやすいです
- 届いたら有効化し、事業の支払いをこのカードに集約していく(引き落とし口座は分けなくてOK・くわしくは次の項目で)
なお、2枚目も新規と同じく審査があります(基準は非公開です)。申込自体は数分で終わります(出典:楽天カード公式「2枚目のカード」・公式FAQ)。
引き落とし口座は分けなくてOK(ブランドで判別)
楽天カードの引き落とし口座に設定できるのは本人名義の個人口座のみです。楽天銀行の個人ビジネス口座(屋号付き口座)は、売上の入金管理には便利ですが、うちで確認した範囲ではカードの引き落とし口座には設定できませんでした。
うちは私用Visaも事業用JCBも同じ1つの口座から引き落とし。お金の流れは口座で分けなくても、明細のカードのブランド(Visa=私用/JCB=事業)で見分けられるので、これで十分でした。事業用に口座まで分けたいなら、本人名義の個人口座をもう1つ用意して、カードごとに引き落とし先を変える形になります。
▼独立したら「勤務先変更」どうする?(私の失敗談)
え、勤務先の変更しばらく放置してたの!?
……してました(笑)。
でも、ちゃんと変えたら数分で終わりました。
会社員時代に楽天カードを作って独立した人がまず気になるのが「勤務先、会社のままだけど大丈夫…?」問題。
属性情報の変更は、本来は届け出るのがルールです。正直に書くと、私は独立後しばらくこの変更を放置してしまっていました。その間、利用停止や限度額減のような影響は特にありませんでした。ただし——これはあくまで私のケースで、真似は推奨しません。そこで、気づいた時点で楽天e-NAVIから「自営業」に変更しました(変更方法は公式FAQに案内があります)。手続きは数分で、変更後も特に何も起きていません。
「独立したらカードが使えなくなるのでは」と不安な方へ。私は会社員時代に作ったカードを、独立後は勤務先変更の手続きだけでそのまま使えてます。
▼これから1枚目を作る人へ|個人事業主の入力欄ガイド
私自身は会社員時代に作った組なので、ここは公式の案内ベースで整理します(楽天カードは個人事業主の申込も公式に案内されています)。
- 職業:自営業(個人事業主)を選択(出典:公式FAQ「個人事業主の方の勤務先の登録」)
- 勤務先名:屋号があれば屋号、なければ「個人事業主」と登録(出典:公式FAQ「勤務先名や屋号がない場合」)
- 勤務先住所:自宅で仕事をしている場合は自宅住所でOK
⚠️「審査に通るコツ」みたいな話はないです(審査基準は非公開ですし、当ブログは煽らない方針です)。事実として言えるのは、入力欄に個人事業主向けの選択肢が普通に用意されている、ということだけです。
年会費は無料なので、事業用の1枚目として金銭的リスクなく始められます。開業準備と一緒に作っておくと、初日から経費の明細が分かれます。
▶ まずは楽天カード公式サイトで、入力項目と現在のキャンペーンを眺めてみる
▼先に知っておきたいこと(メリット・注意点)
- ポイントは分散しません
→楽天ポイントはカードごとではなく、同じ楽天IDに合算されます(2枚に分けてもポイントは1か所にたまる、2枚持ちの隠れた利点です) - 利用可能枠は2枚の合算ではなく「共有」
→2枚のうち大きい方の枠が「総利用枠(=2枚を合わせて使える上限)」になります。2枚持っても使える総額は増えません(たとえば1枚目の枠が100万円なら、2枚持っても使えるのは合計100万円まで。200万円にはなりません)。仕入れが多い月は、私用分も含めた枠の残りに注意 - 楽天ビジネスカードとの違い
→ビジネスカードは単体で作れず、楽天プレミアムカードとセット=年13,200円(11,000円+2,200円)が前提。うちのような小規模個人事業主は、無料の通常カード2枚で十分でした - 生活費も事業費も1枚で回している人へ
→いきなり全部変えなくてOK。2枚目を作って「今日から事業の支払いはこっち」にするだけで大丈夫です
▼よくある質問(FAQ)
Q. 楽天カードの2枚目はどうやって作る?
A. 楽天e-NAVIの「カードの追加、切り替え」から追加申込できます。1枚目と違う国際ブランド(Visa→JCBなど)やデザインを選べます。2枚目も審査はあります。
Q. 2枚目の引き落とし口座は別にできる?
A. 引き落とし口座に設定できるのは本人名義の個人口座のみです(楽天銀行の個人ビジネス口座=屋号付き口座は、カードの引き落としには使えません)。事業用に分けたいなら、本人名義の個人口座をもう1つ用意してカードごとに設定する形に。ただ、うちは1つの口座のまま、カードのブランド(Visa/JCB)で私用・事業用を見分けています。
Q. 個人事業主でも楽天カードは作れる?
A. 公式に個人事業主向けの申込案内があります。職業欄で「自営業」を選び、勤務先名は屋号(なければ「個人事業主」)を入力する形です。審査基準は非公開のため「通りやすい・通りにくい」はここでは書きません。
Q. 独立したら楽天カードの勤務先変更は必要?
A. 属性変更の届け出はルールなので必要です。楽天e-NAVIから数分で変更できます。私の場合は「自営業」へ変更後も、利用に影響はありませんでした。
Q. 事業用カードでうっかり私用の買い物をしたら?
A. うちもたまにやります(笑)。MF上でその明細だけ「事業主貸」(=「これは私用の支出」という印をつけるだけ。むずかしくありません)に振り替えれば大丈夫。全部が混ざっているのと、たまの1件を直すのとでは、手間が桁違いです。
Q. 楽天ビジネスカードとどっちがいい?
A. 大きな利用枠や法人向け機能が必要ならビジネスカード、小規模の個人事業主なら無料の通常カード2枚持ちで十分というのが実感です(ビジネスカードはプレミアムカード11,000円+2,200円=年13,200円の構成が前提です)。
▼まとめ|「分ける」は今日からできる経費対策

- 楽天カード2枚持ち(Visa=私用・JCB=事業用)で、経費の仕分けはほぼ自動になる
- コツは「事業の支払いは2枚目に集約」「MFは私用カードの表示をオフに(事業用だけ表示)」
- 独立時の勤務先変更はe-NAVIから数分で完了(しばらく放置してた私でも数分でした。放置はルール違反なので早めに)
- 楽天カード全体の本音は5年レビュー、経費管理の全体像は家事按分・領収書整理へ
開業1年目の段取り全体は、個人事業主1年目にやることリストにまとめています。あわせてどうぞ。
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明細の仕分けに悩んでいるなら、「今日から事業の支払いはこっち」と1枚決めるだけで、明日からの明細はもう混ざりません。すでに楽天カードを持っている方は楽天e-NAVIの「カードの追加、切り替え」から2枚目をどうぞ。これから1枚目という方は、楽天カード公式サイトで申込条件と現在のキャンペーンを確認してみてください。
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