「マルシェのディスプレイ、何を買って、どう並べればいいの?」

「かわいく並べたのに、素通りされるのはなぜ?」

出店が決まると、テーブルの上をどう作るか、どう見せるか、悩みますよね?

わたしは兵庫県明石市で、妻と2人で棒付きマカロン専門店を営んでいます。

2022年からマルシェやイベントに出て、4年で100回を超えました。

結論から書くと、ディスプレイは「おしゃれ」より「遠くから何の店かわかるか」が先です。

うちは遠距離・中距離・近距離の3つに分けてブースを作っています。

2023年5月の屋内イベントの写真を見ると、うちのテーブルには屋号がどこにもなく、商品は平置きでした。

並べ方を変えてから、立ち止まってくれる人は体感で2〜3割増えました。

商品も接客も変わったので言い切れませんが、手応えははっきり違いました。

この記事では、うちのブースの実物写真と、わかる範囲の実費で、何をどう並べたかを紹介します。

ブースの見た目って、そんなに売上に関係あるの?

あるんです。並べ方を変えたら、立ち止まる人が増えました。今日はその話ですね!

うちが2024年12月から使っている、B2サイズ・両面のアルミ製A型看板(おもり2点セット)です。
※買ったときは8,980円でした。価格・在庫は変わるので、最新は販売ページでご確認ください。何から買うかの順番は、本文の買い物リストで紹介しています。

🙆こんな人に向いています

  • これから初めてマルシェに出る人
  • ハンドメイド作品やお菓子を対面で売る人
  • Pinterestの画像を「現実の買い物リスト」にしたい人

🙅こんな人には向いていません

  • 店舗の内装・什器の本格DIYを知りたい人
  • ネット販売だけで完結したい人
いろはのアイコン

この記事を書いた人

いろは

明石市・棒付きマカロン専門店「いろはのおと」店主(2022年8月開業)

  • ✓ マルシェ・イベントへの出店は100回超(室内を含む総数)。屋外はそのうち約20回
  • ✓ 妻が作り、私が売る形で運営している(製造は妻・宣伝広告や運営は私)
  • ✓ 関西テレビ「ドっとコネクト」・テレビ山口「mixデリバリー」(2025年)・BAN-BANテレビ「ひがタン!」・明石ケーブルテレビ「まるっとあかし」で紹介。山陽電車の情報誌「ESCORT」、明石市の広報誌「広報あかし」(2026年9月号)にも掲載

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▼結論|マルシェのディスプレイは「3つの距離」で決まる

お客さんは、ブースとの距離ごとに見ているものが違います。

マルシェディスプレイの3つの距離の図解。遠距離は看板・タペストリーで何の店か伝え、中距離は高さと量感で立ち止まらせ、近距離は値札・見本で選ばせることを示す。

マルシェのお客さんは、いきなりブースの前に来るわけではありません。

「遠くから見える→近づく→手に取る」の3段階があって、それぞれで見ているものが違います。

距離お客さんが見ているものブース側でやること
遠距離(5m〜)「何のお店?」看板・タペストリーで一言で伝える
中距離(2〜3m)「ちょっと気になる」高さと量感で立ち止まらせる
近距離(目の前)「どれにしよう?いくら?」値札・見本で選ばせる
※距離は、うちのブースでの目安です。

以前のわたしは、この3つを全部「近距離」だけで考えていました。

かわいい布、かわいいカゴ。

でも遠くから見ると「何の店かわからない」ので、素通りされていたんです。

歩いてて気になるお店って、遠くからでも「パン屋さんだ」ってわかるね。

それですね。まず「わかる」、その次に「かわいい」なんです。

ハンドメイド作品のブースでも、3つの距離・看板・高さ・値札の考え方は同じです。

ただ、アクセサリーを吊るす・立てるといった作品ごとの見せ方は、うちに経験がないので書いていません。

まず1つだけ変えるなら、この順番です。

  • お金をかけずに今週末から:木箱1個で、テーブルの奥を高くする
  • 次の出店までに1万円出せるなら:タペストリーを作って、正面に掛ける

何をいくらで買ったかは、買い物リストにまとめています。

▼【実物公開】2022年→2026年、うちのブースはこう変わった

まずは2022年11月、明石公園で開かれた屋外マルシェ「ロハスミーツ明石」のブースです。

2022年11月のロハスミーツ明石でのブース。大きな黒板に手書きのメニューを書き、緑のギンガムチェックのテーブルに木の3段棚を置いている。

大きな黒板に手書きでメニューを書いて、木の3段棚に商品を並べていました。

恥ずかしいのは、この次です。

2023年5月の屋内イベントの写真を見ると、テーブルのどこにも屋号がありません。

2023年の屋内イベントでのマルシェブース。緑のギンガムチェックと花柄の布にカゴで商品を平置きし、手書きの値札を使っている。屋号の看板がなく高さもない状態。

緑のギンガムチェックに花柄の布、カゴに商品、手書きの値札。

かわいくまとめたつもりでした。

でも今見ると——

  • 屋号がどこにもない(何の店か、遠くからわからない)
  • 商品がぜんぶ平置き(高さゼロ=遠くから見えない)
  • 値札が手書きで小さい(近づいても、いくらかわかりにくい)
2026年現在のマルシェブース。テーブル正面にブランドタペストリーを掲げ、木箱で高さを出し、右側にA型看板を置いた状態。遠くからマカロン店だと一目でわかる。

こちらが2026年7月のブースです。

同じ布を使っているのに、印象が違うと思います。

変えたのは、主にこの3つです。

  • ブランドタペストリーを正面にドーン(遠距離対策)
  • 木箱と透明の筒型ケースの積み上げで「高さの3層」(中距離対策)
  • 写真つきの印刷メニューと見本箱(近距離対策)

4年かけてたどり着いた、わたしなりの3原則はこれです。

💡わたしのディスプレイ3原則
  • ごちゃごちゃさせない(並べるほど売れる、は嘘でした)
  • 遠くから一目でわかる看板を出す
  • 大人の目の高さに近づける(平置きは、立っている大人から一番見えない)

▼マルシェのテーブルは会場ごとに違う|貸し出しと大きさを先に確かめる

ブースづくりは、テーブルの確認から始まります。

同じ「テーブル1台」でも、会場によって中身が違うからです。

神戸ハンドメイドマルシェの会場で用意された木の作業台。会場によってテーブルの素材や大きさが違う。

2026年7月の神戸ハンドメイドマルシェで用意されていたのは、木の作業台でした。

白い長机とは、見た目がまったく違います。

2026年7月の神戸ハンドメイドマルシェのブース。正面のタペストリー、木の台で高さを出した商品、右のA型看板。

同じ布とタペストリーでも、テーブルが変わると見え方が変わります。

申し込みの前に、出店要項で次の3つを確かめておくと、当日あわてません。

  • テーブルの貸し出しがあるか(あるなら大きさ)
  • 椅子の貸し出しがあるか
  • ブース(出店枠)の広さ

屋外のマルシェは、枠の広さだけが決まっていることもあります。

2022年のロハスミーツ明石は、「ブース小」(小さいほうの出店枠)が2.5m×2.5mでした。

募集の探し方や申し込みの流れは、マルシェ出店の始め方にまとめています。

テーブルって、会場で貸してくれるんじゃないの?

貸してくれる会場は多いです。ただ、大きさも素材も会場ごとに違うんですよ。

レイアウトは「正面で見せて、奥でお会計」

ブースの奥の折りたたみテーブルに置いたAirペイのカードリーダーとiPad。会計はこの台で行っている。

うちは正面のテーブルの奥に、もう1台テーブルを置いています。

2023年5月にAmazonで、アウトドア用の折りたたみテーブルを2台買いました。

大きさは120cm×60cmで、高さを55・62・70cmの3段階に変えられます。1台3,999円でした。

正面のテーブルは商品を見せる場所、奥のテーブルはお会計の場所、と役割を分けています。

Airペイのカードリーダーと支払い方法の案内は、奥のテーブルに置いています。

▼テーブルクロスは2枚使って、正面を床まで隠す

テーブルが決まったら、次は布(テーブルクロス)です。

屋外マルシェのブース。緑のギンガムチェックと花柄の布を2枚使い、テントの脚には白いおもりを置いている。

うちの布は、2022年の写真にも写っている緑のギンガムチェックと、白地に青い花柄の2枚です。

どちらも雑貨屋さんでそろえたもので、値段は覚えていません。

ベースの1枚でテーブル全体を覆って、もう1枚を一部に重ねて色を足しています。

布の色をお店の色(うちは緑)に合わせておくと、ブースの印象がそろいます。

正面は床の近くまで隠す

テーブルの脚や、下に置いた箱が見えると、生活感が出ます。

うちは正面を、布とタペストリーで床の近くまで隠しています。

これから布を買うなら、テーブルの幅と高さを先に測ってください。

正面を床まで隠すには、テーブルの高さの分だけ長さが要ります。

▼遠距離|何の店かを伝える「タペストリー」と「看板」

ここからは、3つの距離を1つずつ見ていきます。

タペストリー=1枚で「お店の顔」になる

マルシェのテーブル正面に掲げたいろはのおとのブランドタペストリー。ロゴと「ちょっとした非日常を届けるお菓子」の一言が入っている。

うちの一番の転換点は、テーブル正面のタペストリー(横断幕)でした。

ロゴと「ちょっとした『非日常』を届けるお菓子」の一言を入れています。

これを出した日から、遠くから「マカロン屋さんだ」とわかってもらえるようになりました。

作り方は、デザインがCanva(無料のデザインアプリ)、印刷がラクスル(ネット印刷)です。

  • 仕様:1.8m×0.6m・トロマット(布のような質感)・ハトメ加工つき(ハトメ=布のふちに付いた、クリップを通す金属の輪っか)
  • 費用:6,578円(2025年1月注文時の実費)
  • 固定:ハトメの穴に100均の安全クリップ(大きめの安全ピン)を通して、テーブルクロスに留めるだけ
タペストリーのハトメを100均の安全クリップでテーブルクロスに留めている接写。特別な道具なしで固定できることがわかる。

1万円しないで「お店の顔」が手に入るなら、個人的には最優先の投資だと思っています。

Canvaでデザインしてラクスルに入稿する流れは、チラシを例に書いています。

→ ラクスル印刷でチラシを作る手順|Canva入稿のやり方

A型看板=「立ち止まって読める場所」を作る

マルシェブースの横に置いたA型看板。棒付きマカロンの商品写真・名前・価格・アレルギー表記が印刷されている。

もう一つの遠距離対策がA型看板です。

商品写真・名前・価格・アレルギー表記を印刷して貼っています。

ブースに近づく前に「何がいくらか」わかるので、声をかけられる前に安心して見てもらえます。

2023年4月に、イーゼル(482円)と看板用のおもり(2,209円)を買いました。

2024年12月には、B2サイズのアルミ製A型看板を、おもり付きのセットで8,980円で買いました。

両面に貼れるタイプで、冒頭で紹介した看板です。

→ Canvaで看板・POPを作った話(B2サイズ)

のぼり旗=屋外なら、テントより高い位置に商品名を出せる

屋外マルシェで立てた「棒付きマカロン」ののぼり旗とメニュー看板。遠くから何の店かわかるようにしている。

屋外では、のぼり旗も使っています。

2024年10月の屋外マルシェでは、「棒付きマカロン」と書いたのぼり旗をテントの横に立てました。

テントの屋根より高い位置に商品名が出るので、人が多くてテーブルが見えない時間でも、頭の上に「何の店か」が出ます。

タペストリーと看板で、接客する前に「説明」が終わってる感じだね。

そうそう。話しかける前に、文字で安心してもらえるんです。

▼中距離|立ち止まらせる「高さ」と「量感」

遠くで「何の店か」が伝わったら、次は足を止めてもらう番です。

高さ=「大人の目線」に商品を近づける

木箱とステンレスのホテルパンで商品台を約11cmかさ上げした様子。iPhoneの計測アプリで床から82cmと実測している。

テーブルの高さは約70cm、立っている大人の目線は150cm前後です。

平置きの商品は、実は一番見えない場所にあるんです。

うちは、木箱とステンレスのホテルパン(ビュッフェで料理を入れる浅い角型の容器・幅51cm×奥行33cm)で、奥を約11cm上げています。

手前・真ん中・奥で高さが変わるように並べます。

実測で床から82cm。たった11cmでも、通路から商品が「見える」ようになります。

このホテルパンは、2024年4月に楽天で買った保冷チェーフィングディッシュ(19,980円)のものです。

これから買う必要はありません。うちは、手元にあったものを台に使っているだけです。

量感=焼き菓子のピラミッド積み

透明の筒型ケースに入れた焼き菓子を積み上げ、卓上に手書きPOPと商品を並べたマルシェブースの近距離の様子。

焼き菓子の詰め合わせは、透明の筒型ケース(コッタのPET円筒ケース)に入れて積み上げています。

  • 中身が見える=商品そのものが装飾になる
  • 積める=高さと量感が出る
  • 軽くて割れにくい=運搬がラク

2026年7月4日の屋内イベントでは、一番手に取られたのが透明ケース入りの焼き菓子「マカロンポー」でした。

中身が見えるだけで、こんなに手が伸びるんだと実感しました。

わたしが使っているのは、コッタの「PET円筒ケース(80径×H90mm・フタ付)」です。

うちが焼き菓子を入れて積んでいる、フタ付きの透明な筒型ケースは、コッタの公式サイトで買えます。
※商品名は「PET円筒ケース」で探せます。価格・在庫は変わるので、最新は販売ページでご確認ください。

そして「引き算」

高さと量感を作ったら、あとは引き算です。

出店を始めたころは「たくさん並べたほうが売れる」と思って全種類を平らに並べていましたが、逆でした。

種類を見せるのは見本箱に任せて、テーブルの上は「山」を2〜3個。ごちゃごちゃしないこと自体が、遠目の美しさになります。

▼マルシェの什器・棚|使っている物と使っていない物

高さを出す道具(什器)は、いろいろあります。

うちが使っているものと、使っていないものを正直に並べます。

什器向いていることうちでは
木箱積んで高さを出す今も使っている
木の3段棚小物を目の高さに並べる2022年から使っている
ホテルパン冷やしながら並べる今は見本を入れる台
ひな壇同じ商品を段で並べる使っていない
ワイヤーネット袋物を吊るして見せる使っていない
カゴ個包装をまとめて盛る2023年は使っていた

木箱と3段棚は雑貨屋さんでそろえたもので、値段は覚えていません。

迷ったら、まず木箱1個からで十分です。

▼近距離|選ばせる「値札・メニュー・見本」

目の前まで来てくれたお客さんが最後に見るのは、結局「いくらか」「どれにするか」です。

  • 値札は印刷か黒板で大きく(手書きの小さい値札は、聞かないとわからない=聞くのはハードルが高い)
  • 大1本700円・小1個500円のように、サイズ違いも並記
  • アレルギー表記(卵・乳・アーモンド等)を印刷で明記——食品はここが信頼になります

2026年7月4日の屋内イベントで、一番よく聞かれた質問は「賞味期限」でした。

値札やPOPに賞味期限も書いておくと、お客さんが聞く手間が減ります。

「いくらですか?」って聞くの、お客さんの立場だと意外と勇気いるもんね。

そうですね。値札があれば、聞かなくても安心して選べます。

支払い方法の案内も「近距離」の仕事

折りたたみテーブルに並べたPayPay・楽天ペイ・Airペイ・はばタンPay+の案内スタンド。使える支払い方法がひと目でわかるようにしている。

お会計の台には、使える支払い方法の案内を並べています。

PayPay、楽天ペイ、Airペイ(クレジットカード・交通系ICなど)、それに兵庫県の「はばタンPay+」です。

「カード使えますか?」と聞く前にわかるので、お客さんが迷う時間が減ります。

うちが決済サービスをどう選んだかは、決済とレジの記事にまとめています。

→ お菓子屋を開いたら、カード決済とレジはどうする?4年の実例

マルシェのお会計も、うちは無料のレジアプリ「Airレジ」で記録しています。
※登録は無料です。最新の対応機器・料金は公式サイトでご確認ください。

▼お菓子のディスプレイ|溶けるマカロンと「見本方式」

お菓子・食品の出店者さんに、一番伝えたい失敗談です。

保冷バッグの中に保冷剤とともに個包装のマカロンを入れて保管している様子。テーブルには見本だけを出す運用にしている。

出店を始めたころは、商品を保冷剤の上に並べていました。

「保冷剤があるから大丈夫」と思っていたら、屋外出店で、マカロンのクリームが溶けました(笑えない)。

それ以来、冷蔵商品は「見本方式」で並べています。

見本は、テーブルに出しておく展示用の商品です。

  • テーブルに出す冷蔵商品は見本だけ(「こちらは見本です!保冷バッグからお出しします」と明記)
  • 実物は保冷バッグの中からその場でお出しする
  • 営業許可証もマルシェによっては掲示(食品はこれも信頼の一部)
見本箱に並べた棒付きマカロンの見本。黒板の値札に商品名・価格・アレルギー表記を書き、「こちらは見本です」とPOPで明記している。

見た目の華やかさと食品衛生は、見本方式なら両立できます。

保冷ショーケースで冷やしながら並べていた時期もある

2024年11月の屋外マルシェ。自前のテントに主催者の看板が付き、テーブルには透明のふたの保冷ショーケースで商品を並べている。

2024年4月には、保冷チェーフィングディッシュ(19,980円)を楽天で買いました。

ホテルパンに透明のふたが付いた、冷やしながら並べられるショーケースです。

2024年の秋は、これで実物を冷やしながら並べていました。

今は見本だけを並べて、実物は保冷バッグから出す形に戻しています。

ホテルパンは、見本を入れて高さを出す台として使い続けています。

神戸ハンドメイドマルシェで、木の台の上に並べた棒付きマカロンの見本と黒板の値札。

2026年7月の神戸ハンドメイドマルシェでも、テーブルに並べたのは見本だけです。

飛沫防止シートは要る?主催者に聞いた答え

2022年の屋外マルシェでは、主催者の注意事項に「飲食店は飛沫防止シートを設置」とありました。

うちは包装済みで、その場では食べない販売なので確認しました。

答えは「飲食店には当てはまらないので大丈夫です」でした。

ルールはイベントごとに違うので、迷ったら主催者に聞くのが確実です。

暑い日の保冷グッズは、持ち物の記事にまとめています。

→ マルシェ出店に必要なもの|100回超の現場リスト

▼屋外マルシェで足すもの|テント・おもり・横幕・ワゴン

屋外のマルシェでは、テントの貸し出しがなく、自分で用意する会場もあります。

2025年12月の屋外マルシェのブース。テーブル正面にタペストリーを掛け、手前に支払い方法の案内を並べている。

2025年12月の屋外マルシェでは、テーブル正面にタペストリーを掛けました。

屋内と同じタペストリーを、屋外でもそのまま使えます。

うちは2022年11月にロハスミーツ明石に出たあと、11月30日に楽天でテント一式を買いました。

屋外で、風と日差しに困ったのがきっかけです。

  • FIELDOORのワンタッチタープテント(2.5m×2.5m・横幕2枚付き):13,970円
  • 追加の横幕(テントの横に付ける幕・サイドシート)(2.5m用):2,750円

テントの大きさは2.5m×2.5mで、ロハスミーツ明石の「ブース小」と同じです。

出店枠より大きいテントは置けないので、買う前に募集要項で枠の広さを確かめてください。

うちが2022年11月に楽天で買った、2.5m×2.5mのワンタッチタープテント(横幕2枚付き)です。
※買ったときは13,970円でした。色や仕様で在庫が変わるので、サイズと横幕の有無を確かめてください。最新は販売ページでご確認ください。

テントまで自分で買ったの?けっこう本格的だね。

ロハスミーツで風と日差しに参って、3日後に買いました(笑)

おもりと横幕で、風に備える

屋外は「軽いものから飛ぶ」と考えて準備します。

テントの脚にはおもりを置き(テーブルクロスの章の写真で、右下の白いおもり)、日差しや風が入る側には横幕を付けます。

看板の足元にも、看板用のおもりを置いています。

雨の日の扱いは主催者ごとに違うので、出店要項で確かめておくと安心です。

荷物はワゴンでまとめて運ぶ

会場までの荷物の運搬には、2024年12月にAmazonで買ったアウトドアワゴン(230L・7,990円)を使っています。

設営の章の写真でも、テーブルの後ろに黒いワゴンが写っています。

▼設営の順番|空の長机から約30分で組む

ここまでの章の順番どおりに組むと、慣れた今なら約30分で整います。

2026年7月4日の屋内イベントの設営を、順番どおりに並べます。

長机1本から始める

設営前の会場の長机。何も置いていない状態からブースを組み始める。

この日の会場で用意されていたのは、白い長机1本でした。

奥に見えているのは荷物と、お会計に使う折りたたみテーブルです。

布とタペストリーで正面を作る(約10分)

長机に緑のギンガムチェックの布をかけ、正面にいろはのおとのタペストリーを留めた状態。

まず緑のギンガムチェックの布をかけて、正面にタペストリーを留めます。

タペストリーのハトメに100均の安全クリップを通して、布に留めるだけです。

花柄の布は、あとで台の上に重ねます。

奥に台を置いて高さを作る(約10分)

テーブルの奥に置いたステンレスのホテルパン。幅51cm・奥行33cmを計測アプリで測っている。

次に、テーブルの奥に木箱とホテルパンを置いて、商品を並べる台にします。

手前・真ん中・奥で高さが変わるように置くのがコツです。

看板・値札・見本を出す(約10分)

タペストリーとホテルパンの台を置き、右にA型看板を立てた設営途中のブース。

最後に、右側にA型看板を立てて、値札と見本を並べたら完成です。

完成形は、上の2026年7月の写真のとおりです。

慣れると、おしゃべりしながらでもこのくらいで整います。

最初は倍かかっても大丈夫です。

回数を重ねると、自分の「組む順番」が決まってきますよ。

▼マルシェのディスプレイ買い物リスト|何をいくらで買った?

わたしが実際に使っているものと、わかる範囲の実費です。

ぜんぶ一気にそろえる必要はありません。

優先順位をつけました。

優先アイテム費用ひとこと
①まず木箱(高さ出し)覚えていないお金をかけずに今週末から。まず1個
②タペストリー(Canva+ラクスル)6,578円1万円出せるなら。お店の顔になる
③透明の筒型ケース(コッタ)1個122円中身が装飾になる・積める
④布2枚(ベース+アクセント)覚えていないうちは4年同じ布
⑤A型看板(B2・おもりつき)8,980円作り方は別記事参照
番外100均:安全クリップ・ミニ黒板数百円固定と値札はここで十分
※タペストリーと看板は購入時の実費。コッタは2026年7月時点の価格。最新は各販売ページでご確認ください。

タペストリーと看板の2つで、約15,600円です。

※ひな壇の什器を買う手もありますが、最初は木箱1個で十分です。

効果を体感してから足せば大丈夫です。

「最初からちゃんとした段を用意したい」という人もいますよね。

うちの3段棚は雑貨屋さんで買ったもので、どこの商品かはわかりません。

通販で探すなら、組み立て式の木製3段があります(わたしは使っていません)。

あとから買い足したもの(屋外に出るなら・続けるうちに)

出店を続けるうちに買い足したものです。

屋外に出るなら、上の表に加えてこのあたりが要ります。

もの実費買った時期
テント(2.5m・横幕2枚付き)13,970円2022年11月
追加の横幕(2.5m用)2,750円2022年11月
看板用のおもり(2個)1個2,209円2023年4月・2024年4月
折りたたみテーブル(2台)1台3,999円2023年5月
保冷チェーフィングディッシュ19,980円2024年4月
アウトドアワゴン(230L)7,990円2024年12月
※金額は購入時の商品代(送料別)。今の値段は販売ページでご確認ください。

▼よくある質問(FAQ)

Q1. マルシェのディスプレイは100均だけでそろいますか?

A. 固定用のクリップやミニ黒板は100均でそろいます。布とカゴは、うちは雑貨屋さんで買いました。「お店の顔」になるタペストリーと看板だけは、印刷サービスや通販で用意する価値があります。

Q2. 屋外で、ディスプレイが風で飛ばないようにするには?

A. 屋外は「軽いものから飛ぶ」と考えて準備します。うちはタペストリーをクリップで留め、テントの脚と看板の足元におもりを置いています。テントのおもりは、持ち物の記事にもまとめています。

Q3. マルシェのディスプレイは、おしゃれにすれば売れますか?

A. おしゃれだけでは売れにくいです。先に「何の店か一目でわかる」こと、おしゃれはその次です。うちは並べ方を変えてから、立ち止まる人が体感で2〜3割増えました。

Q4. お菓子とハンドメイド作品で、ディスプレイは違いますか?

A. 3つの距離・看板・高さ・値札の考え方は同じです。大きく違うのは衛生面で、食品は「見本+保冷バッグ」の形にすると、見せ方と安全を両立できます。作品を吊るす・立てるといった見せ方は、うちに経験がないので書いていません。

Q5. マルシェのディスプレイは、最初にいくらあれば形になりますか?

A. お金をかけずに始めるなら、まず木箱1個です。次の出店までに1万円出せるなら、タペストリー(うちは6,578円)を作ると「お店の顔」ができます。

Q6. マルシェのテーブルクロスは、どのくらいの大きさを買えばいいですか?

A. 会場のテーブルの幅と高さを先に確かめて、正面が床の近くまで隠れる長さを選びます。うちは布2枚とタペストリーで正面を隠しています。

Q7. マルシェのテントは、何を選べばいいですか?

A. 出店枠の広さに合わせます。うちは2.5m×2.5mのワンタッチタープテント(横幕2枚付き・13,970円)で、ロハスミーツ明石の「ブース小」と同じ大きさです。

▼まとめ|ディスプレイは「おしゃれ」より「わかりやすさ」

最後に、この記事の要点をまとめます。

マルシェディスプレイ5つの要点のまとめ図解。3つの距離で考える、おしゃれより一目でわかるが先、高さは木箱1個から、食品は見本と保冷バッグ方式、最初の投資はタペストリー約6600円でOKの5点。
📌この記事のまとめ
  • 売れるディスプレイは3つの距離で決まる(遠=看板/中=高さ/近=値札と見本)
  • 人はわかりにくいものを拒む。まず「何の店か」を伝える
  • 高さは木箱1個から。平置きは大人から一番見えない
  • 食品は「見本+保冷」方式で華やかさと衛生を両立
  • 最初の投資はタペストリー約6,600円+100均小物で十分

ブースは一日で完成しなくて大丈夫です。

うちも100回かけて、少しずつ今の形になりました。

次の出店で1つだけ変えるなら、まず木箱1個で「高さ」からです。

まずは木箱1個からなら、今週末の出店に間に合うね。

そうそう。1個変えると、お客さんの目線が変わるのがわかって楽しいですよ🍭

遠くから「何の店か」を伝える看板を足すなら、うちが使っているA型看板はこちらです。
※買ったときは8,980円でした。価格・在庫は変わるので、最新は販売ページでご確認ください。

ブースが決まったら、次は当日の持ち物です。→ マルシェ出店に必要なもの|100回超の現場リスト

出店で実際にいくら手元に残るかは、別の記事で公開しています。→ マルシェは儲かる?3年出店した店主が「手元に残るお金」を実録で公開

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ABOUT ME
いろはさん
お菓子屋を開く人と、開いたあとの人へ。兵庫県でマカロン専門店「いろはのおと」(https://iroha-no-oto.com/)を妻と2人で営む、個人事業主5年目の店主です。元メーカー勤務の非エンジニア。菓子の製造は妻(パティシエ)、私はEC・SNS・会計・事務まで裏方をひととおり担当しながら、AI(Claude Code)・個人事業主のお金・店舗運営のリアルを“エアプなし”で正直に発信しています。(FP2級・簿記2級/中小企業診断士は勉強中) 📣 記事の更新はXでお知らせしています → @irohanote168 をフォロー