この記事でわかること

  • 物珍しさ客→お祝い定番客に変えるShopify運用5つの突破口
  • 商品ページ・ブログ・リピート・自動化・数値改善の具体ステップ
  • 個人事業主が広告ゼロで検索流入を作るまでの実時間と最初のヒットキーワード
  • リピート苦労からオーダー販売で抜け出した実体験
  • Eギフトアプリで新規顧客を獲得した話

Shopifyを始めたはいいけど、全然売れない…
何かやり方が間違ってるのかな?

そんな悩みを持っている個人事業主さん、実はとても多いです。

正直に言うと、わたしも開業当初から「ものすごく順調」だったわけじゃありません。

開業前からSNSでお店のストーリーを発信していたおかげで、オープン当初からオンライン注文はぽつぽつ入っていました。

でも、本当に苦労したのはその後でした。

物珍しさで一度買ってくれたお客さんが、なかなか戻ってきてくれない
「リピートしてもらえない」という壁が、ずっと立ちはだかっていました。

そんな中で、ある5つのことを意識しはじめてから、売上の質と来店の安定感が少しずつ変わってきました。

特に転換点だったのは、オーダー販売(オーダーケーキ・オーダーマカロン)を始めたこと
「物珍しさで来るお客さん」から「お誕生日やお祝いで毎年使ってくれるお客さん」にシフトできたんです。

この記事では、マカロン専門店「いろはのおと」を運営しているわたし(いろはさん)が実際に取り組んできたことをもとに、
個人事業主がShopifyで売上を伸ばすための5つの突破口をお伝えします。

まず前提として:Shopifyは”育てる”ツールです

Shopifyで売上アップする5つのステップを縦長フローでまとめた図解。①整える(商品ページ)②集める(ブログ集客)③つなぐ(リピート施策)④自動化(アプリ活用)⑤改善(数字で見直し)の流れを、クリームベージュ背景に水彩タッチのマカロン・ピンクリボン装飾で表現。

いきなり結論から言うと、
Shopifyは短期間で爆発的に売れるためのツールではありません。

でも反対に、
ちゃんと育てれば、ほかのサービスにはない強さが出てくるのも事実です。

正直、最初の1〜2年って成果が出にくくて、
くじけそうになることがある…

うん。わたしもそうだったよ!
でも3年目くらいから「あ、積み上がってきたな」って
効果を実感できる場面が増えてきたよ。

その実感を持てるようになるために、
今日紹介する5つのことが役立ちます。

実践①【Shopify】商品ページを”読みたくなる”内容にする

商品ページ改善のBefore/After比較図。Beforeはマカロン1枚と短い説明だけのシンプルなShopify商品ページ、Afterはマカロン複数枚・リボン装飾・詳細説明が並ぶ商品ページ。「シンプル」から「シーンが伝わる」への改善ポイントを水彩タッチで表現。

まず最初に取り組んでほしいのが、商品ページの見直しです。

よくあるパターンがこれです。

こんな商品ページはNG

  • 商品名が「マカロン 詰め合わせ 10個入り」だけ
  • 説明文が「おいしいマカロンです」で終わっている
  • 写真が1枚しかない

これだと、読んだ人が「買いたい!」とならないんですよね。

商品ページは、お客さんが買うかどうかを決める場所
だから、次のことを意識してみてください。

商品ページで意識すること

  • 商品名に”シーン”を入れる:「誕生日プレゼントに喜ばれるマカロン 10個入りギフトボックス」
  • 説明文で”誰に届けたいか”を書く:大切な人へ届けたい想いが伝わる文章を
  • 写真は複数枚:外観・断面・ギフト包装・使用シーンなど、想像できる写真を

わたしも最初は「マカロン 詰め合わせ 10個入り」のような商品名で並べてました。
でも「お祝い」「ギフト」「贈り物」のキーワードを入れて書き換えてから、購入の入りが変わってきた実感があります。

写真に自信がない場合はどうすればいいの?

スマホ+自然光だけでも印象が全然変わるよ!
窓際で撮るだけで見違えることも多いです。

実践②【Shopify】ブログ記事で「検索から来てもらう」流れを作る

ブログ×EC集客の流れを示す縦長フロー図。①ブログを書く→②Googleで見つかる→③サイトに来る→④商品を見る→⑤買ってもらうの5ステップを、ピンクリボンと水彩タッチのアイコンで表現。

2つ目に大事なのが、ブログ記事を書いて検索から来てもらうこと
Shopifyにはブログ機能がEC一体で備わっているので、これを活かさない手はありません。

わたしも開業2ヶ月後くらいから、ブログを書き始めました。

正直に言うと、最初の半年〜1年は「全然反応がない」期間が続きます
わたしも検索流入が動き出すまでに、1〜2年くらいかかりました

最初に検索でヒットしたキーワードは「明石 スイーツ」。
お店の地名 + ジャンルの組み合わせから、少しずつ来店や知ってくれるお客さんが増えてきました。

あなたが個人店をやっているなら、まずは「お店のある地名 × 業種」のキーワードで記事を1本書いてみるのがおすすめ。
たとえば「神戸 ハンドメイド」「大阪 焼き菓子」など、地域の人が探しているワードから始めると、最初の流入が動きやすいです。

ブログで書くと効果的なテーマ

  • 商品の選び方ガイド:用途別・季節別・ギフト向けなど
  • お客様の声・レビュー:実際のエピソード入りで信頼感UP
  • お店のストーリー:開業背景・こだわり・想いを発信
  • 食べ方・保存方法:商品を活かす豆知識(検索される)
  • 地域の話題:地名キーワードを絡めたコンテンツ
  • イベント・出店レポート:リアルな活動を記録して人柄を伝える
「明石 マカロン」で検索したGoogle検索結果画面。地域名×業種ジャンルのキーワードの組み合わせで、個人店のブログ記事が上位表示されている実例。ブログ集客で検索流入を作るためのキーワード戦略を視覚的に示す。

焦らずコツコツ続けるのが何より大事ですね。
1〜2年は当たり前って思っておくと心が楽になりますよ♪

実践③【Shopify】リピート施策|「物珍しさ客」から「お祝い定番客」への転換点

3つ目は「また来てもらう仕掛け」を作ること。
実はここが、わたしが一番苦労したところでもあります。

最初は、購入後にクーポンつきのサンクスメールを送っていました。
でも反応がいまひとつで、途中からCanvaで作った同梱カードに切り替えました。

カードの作り方はCanvaでお菓子屋・食品店のカードを作る方法に詳しくまとめています。

それでもリピートにはなかなか繋がらず、悩んだ末に出した答えが「リピートしてもらいやすい商品ジャンルに変える」ことでした。

そこで始めたのが、オーダーケーキ・オーダーマカロンのサービスです。

物珍しさで一度買って終わりだったお客さんから、「お誕生日」「お祝い」「記念日」など、毎年必ず来るイベントで使ってもらえるお客さんへ。

これが、私のお店にとって一番大きな転換点でした。

同じ商品を何度も売るより、お客さんの「使うシーン」を作ってあげることが大切でした。

実践④【Shopify】アプリで顧客層を広げる|Eギフトで新規獲得

4つ目は、Shopifyアプリで作業を自動化すること

わたしが特に効果を感じたのは、「宛名不明で贈れるEギフト」アプリの導入でした。

普通の通販だと、贈る相手の住所を知らないと送れないですよね。
でもEギフトは、相手のSNSやLINEで「ギフトのURL」を送るだけで、相手が自分で住所を入力して受け取れるんです。

これによって、SNS経由で「友達にプレゼントしたい」というニーズに応えられるようになり、新規のお客さんが増えました

アプリは「これがあると顧客層が広がる」ものを優先で入れるのがおすすめです♪

実践⑤【Shopify】数字を見ながら「仮説→改善」を繰り返す|まず見るのは流入元

最後は、数字を見ながら「仮説→改善」を繰り返すこと

わたしがShopify管理画面で一番見ているのは、「アクセス数」と「流入元」です。

特に流入元は超大事。
「Instagramから来た」「Googleから来た」「直接URLを叩いて来た」など、お客さんがどこから来たかでマーケティングの優先度が変わります

たとえば、ある月にInstagramからのアクセスが増えていれば「最近の投稿が当たったのかも」とInstagramに集中する。
逆にGoogleからの流入が増えていれば「どのブログ記事が読まれているか」を分析する、という風に。

数値を見て「次に何をすべきか」を決めるサイクルが回り始めると、売上は少しずつでも確実に動き始めます。

わたしは週1回くらいShopify管理画面を開いて、流入元とアクセス数を確認しています。
毎日見るのはしんどいですが、週1回ペースなら無理なく続けられて、変化にも気づきやすいです。

売上だけじゃなくて、「どこから来たか」を週一回くらい確認する習慣がおすすめです♪

よくある質問(FAQ)

Q1. Shopifyで売れるまで、どのくらい時間かかりますか?

個人事業主が広告なしで売上を作るには、最低でも半年〜1年を見ておくのが現実的です。私の場合は、Shopifyの売上が安定するまでに1〜2年くらいかかりました。開業前からSNS発信していたのでオープン当初から注文は入っていましたが、リピート顧客が定着するまでに時間がかかった印象です。ブログとSNSで認知を作る期間がどうしても必要だからです。広告を投入すると短縮できますが、初期投資が必要になります。

Q2. 広告(Google・Instagram)を出さないと売れませんか?

必須ではありません。私は広告ゼロで売上を伸ばしました。代わりに ブログでSEO流入Instagramで世界観発信を半年続けた結果、自然な認知が広がりました。広告は「商品ジャンルが既に競合多数」「短期で結果出したい」場合に検討するものです。

Q3. ブログ記事を書く時間がないんですが、どうすれば?

週1本でもOK。月4本×12ヶ月=48本でドメインの権威性が育ちます。AI(ClaudeやChatGPT)に下書きを書かせて、自分は赤入れだけする方法もおすすめです。

Q4. BASE や STORES から Shopify に乗り換える価値はありますか?

月商10万円を超え始めたら検討の価値あり。Shopifyは手数料が低く、機能が豊富なので、規模が大きくなるほどShopifyの方が得になります。

Q5. Shopifyテーマは無料で十分ですか?

初期は無料テーマで全然OK。私も最初は無料テーマ「Dawn」で売上を作りました。
月商30万円を超えてから有料テーマ($280-$380)に切り替えても遅くありません。

Q6. Airレジや会計ソフトと連携できますか?

はい、実店舗運営者には特におすすめです。Airレジ × マネーフォワード クラウド確定申告+ Shopify で、店舗売上とEC売上を一元管理できます。詳しい使い方はそれぞれの記事をご覧ください。

Q7. SNSフォロワー、何人くらいで売上に効きますか?

私の経験では、フォロワー100人くらいでも全然効果ありました。大事なのは数より「お店のストーリーや世界観に共感してくれる人」が見ているかどうか。投稿頻度は、開業当初は毎日。今は週2〜3回まで落としていますが、継続することで売上には繋がっています。

まとめ|Shopifyで売上アップに必要な5つのこと

Shopifyで売上アップする5つのステップまとめ図解。①整える(商品ページ)②集める(ブログ集客)③つなぐ(リピート)④自動化(アプリ活用)⑤改善(数字で見直し)を1枚に集約し、いろはさんが「焦らず、コツコツ育てよう♪」と微笑んでいる横長まとめイラスト。
やることポイント
①商品ページを整える写真・説明文・シーンを見直す
②ブログで集客する検索から来てもらう導線を作る
③リピーター対策オーダー販売で「使うシーン」を作る
④アプリで顧客層を広げるEギフトで新規顧客の入口を作る
⑤数字を見て改善する週1回、流入元を確認

Shopifyは「すぐ売れるツール」ではなく、
「ちゃんと育てれば自分の店になるツール」です。

一気に全部やる必要はありません。
できそうなことから、ひとつずつ試してみてください。

まだShopifyを始めていない方は、まず無料体験から
管理画面を触ってみるだけで、自分に合うかどうかの感覚がつかめますよ。

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。


▼ ShopifyとBASE・STORESの選び方はこちら

【本音で解説】個人事業主が選ぶECサイト|Shopifyを使う理由

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ABOUT ME
いろはさん
兵庫県で マカロン専門店「いろはのおと」 (https://iroha-no-oto.com/)を経営しながら、 ひとりで事業を回すための IT・業務改善・数字まわりを日々試行錯誤している個人事業主です。 個人事業主として4年目です。 製造・販売だけでなく、 ECサイト運営、SNS運用、会計、事務作業まで、 開業当初からほとんどを自分で行っています。