「Microsoft 365の値上げのメールが来たけど、うちはいくら上がるの?」

「Word・Excelはたまにしか使わない。このまま払い続けていいの?」

Officeを使ってるお菓子屋さん、多いのではないでしょうか?

こんにちは!わたしは兵庫県明石市で、妻と2人で棒付きマカロン専門店を営んでいます。

うちは2022年10月から、Microsoft 365 Apps for businessを契約しています。

2026年10月の更新で、カードの請求は月1,428円から約1,731円になる見込みです(1年で約3,640円の値上げ)。

契約してから4年で、4回目の値上げです。

それでも、うちは続けることにしました。

数えてみたら、いちばん使っていたのはWord・Excelより、OneDriveの保存場所でした。

ただ、それはGoogle Workspaceにも移せます。

続ける本当の理由は、商工会とのやりとりでした。

この記事では、届いたメールの額と値上げの理由、安くする方法と困ること、自分の契約の確かめ方を書きます。

Microsoftから値上げのメールが来てたよ。うちも上がるの?

上がったよ。1年で3,600円ちょっとだね

🙆こんな人に向いています

  • Microsoft 365 Apps for businessを1人で契約している、小さなお店
  • 値上げのメールを見て、続けるかどうか迷っている人
  • Word・Excelは、役所や補助金の書類のときだけ使う人

🙅こんな人には向いていません

  • 社員が何人もいて、会社でまとめて契約している人
  • 家庭用のMicrosoft 365 Personal・Familyの値上げを調べている人
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この記事を書いた人

いろは

明石市・棒付きマカロン専門店「いろはのおと」店主(2022年8月開業)

  • ✓ Microsoft 365 Apps for businessを2022年10月から契約(1ライセンス・年契約・月払い)
  • ✓ Google Workspace(Business Standard)も契約。メールとふだんの書類はGoogle
  • ✓ OneDriveに約402GB(インスタ用の動画など)。Word・Excelは役所・補助金・商工会への提出で使う
  • ✓ 関西テレビ「ドっとコネクト」・テレビ山口「mixデリバリー」(2025年)・BAN-BANテレビ「ひがタン!」・明石ケーブルテレビ「まるっとあかし」で紹介。山陽電車の情報誌「ESCORT」、明石市の広報誌「広報あかし」(2026年9月号)にも掲載

🏠お店のサイト(いろはのおと) 🧵Threads 𝕏更新のお知らせ

▼結論|値上げしても、うちは続ける

うちは、値上げのあとも今のプランのまま続けます。

数えてみると、いちばん使っていたのはOneDrive(約402GB)でした。

OneDriveは、Microsoftのインターネット上の保存場所です。

ただ、うちはGoogle Workspaceも契約していて、こちらにも1人2TBの保存場所があります。

保存場所だけなら、Googleに移せば済みます。

  • 続ける本当の理由|商工会とのやりとりで、パソコン版のWord・Excelが要る(申請書や補助金の様式、専門家としての資料)
  • OneDriveの約402GB|Googleの2TBに移せる(移すかどうかは、次の更新までに決める)

正直に言うと、商工会とのやりとりがなかったら、たぶんやめていると思います。

うちは2022年に一度Business Basicにして、パソコンのExcelが使えずに困ったこともあります。

安いプランに替えるか、データをGoogleに移すかは、次の更新(2027年10月)までに決めます。

くわしくは次の更新までにやることに書きました。

OneDriveなら、Googleにも2TBあるよね?

そうなんだよね。商工会がなかったら、たぶんやめてる

▼いくら上がった?届いたメールとカードの請求で計算した

値上げのお知らせは、2026年9月20日にメールで届きました。

「このサブスクリプションの価格が2026年10月5日に上がります」という内容です。

Microsoftから届いた値上げのメール。前回の支払い1,298円、新しい価格1,574円、2026年10月5日に変更、10月4日までならキャンセルやプランの変更ができると書かれている

メールの金額は消費税抜き、カードの請求は消費税込みです。

値上げ前値上げ後
1か月(税抜)1,298円1,574円
1か月(税込)1,428円約1,731円
1年(税込)17,136円約20,780円

※うちの契約(Microsoft 365 Apps for business・1ライセンス・年契約・月払い)。税抜はMicrosoftのメール、値上げ前の税込はカードの請求(2026年8月・9月)の額です。値上げ後の税込は、税抜の額に消費税10%を足して計算しました。

1か月で276円(税抜)、約21%の値上げです。

税込にすると、1か月で約303円、1年で約3,640円の差になります。

うちの契約は2022年10月6日に始まり、2026年10月5日に更新されました。

10月6日には「サブスクリプションが更新されました」というメールも届いています。

値上げ後の10月分のカードの請求は、まだ明細に出ていません。

明細が出たら、この記事の金額を書き直します。

えっ、2割も上がったの?

うん。1か月で見ると、300円くらいなんだけどね

契約してから4年で、4回上がっていた

メールを見返すと、うちのApps for businessは、契約してから毎年のように上がっていました。

更新の時期1か月(税抜)
2022年10月(契約)900円
2023年10月1,030円
2024年10月1,236円
2025年10月1,298円
2026年10月1,574円

※うちの契約(年契約・月払い・1ライセンス)。2022〜2024年と2026年はMicrosoftのメールの額です。2025年は値上げのメールがなかったので、カードの請求(税込1,428円)から計算しました。

2022年の900円から、4年で約1.75倍になっています。

2025年だけは、値上げのメールが来ていません。

2025年4月から、年契約を月払いにすると、年払いより5%高くなる仕組みに変わったと報じられています(海外のIT系ニュース・英語)。

うちの額も、2025年10月の更新で約5%上がっていました。

Microsoftの公式ページの年払い(1,499円)と、うちの月払い(1,574円)の差も、ちょうど約5%です。

▼なぜ上がった?2026年7月からの値上げが、更新日に来た

今回の値上げは、うちだけではありません。

Microsoftは2025年12月に、法人向けのMicrosoft 365の値段を2026年7月から変えると発表しています(Microsoft日本のブログ)。

Apps for businessも対象で、Microsoftの案内(ドルの値段)では上がり幅は約21%です(Microsoftの案内・英語)。

うちの1,298円から1,574円も、約21%の値上げでした。

理由は、AI・セキュリティ・管理の機能を足していく分だと説明されています。

すでに契約している人は、7月より後の最初の更新日から、新しい値段になります。

うちは更新日が10月5日だったので、その2週間ほど前にメールが届きました。

メールには「10月4日までなら、解約やプランの変更ができる」とも書かれていました。

ただ、うちがこのメールをちゃんと読んだのは、更新のあとでした。

使い方を数えたのも、更新のあとです。

次は、9月にメールが届いた時点で数えます。

メール、気づかずに流しちゃいそう…

うちは流してた。気づいたら更新されてたんだ

▼払い方で値段が変わる|年払いは約5%安い

Microsoft 365 Apps for businessは、払い方で1か月あたりの値段が変わります。

年契約は、1年続ける約束の契約で、払い方を毎月か1年分まとめてかで選べます。

月契約は、1か月ごとに続けるか決められる契約です。

払い方1か月あたり
年契約・年払い1,499円
年契約・月払い(うち)1,574円
月契約・月払い1,799円

※税抜。年払いと月契約はMicrosoftの公式ページ(2026年10月9日に確認)、年契約・月払いはうちに届いたメールの額です。料金は変わることがあるので、最新は公式サイトでご確認ください。

年払いにすると、うちの月払いより約5%安くなります。

税込で計算すると、1年で約990円の差です。

ただし、年払いは1年分を先に払います。

途中でやめても、払ったお金は基本的に戻りません。

うちの年契約・月払いも、途中でやめると残りの月の分は払うことになります。

払い方を変えるなら、次の更新のときが区切りです。

▼安くする方法と、困ること

値段を下げる方法は、いくつかあります。

ただ、どれも「できなくなること」とセットです。

Microsoft 365を安くする方法と困ること。年払い・Business Basic・Personal・無料のWeb版の4つ

Business Basicは、同じ法人向けのMicrosoft 365で、パソコンに入れるWord・Excelが付かない安いプランです。

Web版は、ブラウザで開いて使うWord・Excelです。

今の払い方(年契約・月払い)のままだと、値上げのあとは1年で約20,780円です。

方法1年(税込の目安)困ること
今のまま(年契約・月払い)約20,780円―
年払いに切り替える約19,790円1年分を先に払う。途中でやめても戻らない
Business Basicに替える約13,850円パソコン版のWord・Excelが使えない(Web版とスマホ版だけ)
家庭用のPersonalに替える21,300円今より高い
解約して無料のWeb版を使う0円OneDriveの1TBがなくなる(入れていたデータも、やがて消える)。役所の書類が崩れることがある

※2026年10月9日時点。Apps for businessとBusiness BasicはMicrosoftの公式ページの年払いの額(税抜)に消費税10%を足した目安。Personalは公式ストアの税込の額です。料金は変わることがあるので、最新は公式サイトでご確認ください。

年払いに切り替えると、少し安くなります。

お金を払い続ける中でいちばん安くなるのは、Business Basicです。

Business BasicにもOneDriveの1TBは付きますが、パソコンに入れるWord・Excelは付きません。

代わりに、お店のメールアドレス(独自ドメインのメール)とTeamsが付きます。

うちはメールをGoogle Workspaceで使っているので、ここは使いません。

うちは2022年10月、最初はBusiness Basicを契約しました。

ところがパソコンのExcelが使えず、Microsoftのサポートに問い合わせると、Apps for businessを取り直すように言われました。

3日後に、Apps for businessへ替えています。

家庭用のPersonalは、今のプランより高くなります。

無料のWeb版やGoogleドキュメント・スプレッドシートでも、Word・Excelのファイルは開けます。

ただ、役所の様式は、罫線や計算式が崩れることがあります。

じゃあ、無料のにしたらダメなの?

出す書類によるかな。先に自分のファイルで試すのがいいよ

▼うちの使い方を数えてみた|Word・Excelは月2ファイル、OneDriveは402GB

続けるかどうか決める前に、本当に使っているかを数えました。

うちの使い方を数えてみた。Word・Excelは2026年4月から13ファイル、OneDriveは約402GB

Word・Excelは、2026年4月から13ファイル

MacにあるWord・Excelのファイルは501ファイルで、そのうち462ファイルはOneDriveの中にありました。

2026年4月から10月までに開いたのは、13ファイルだけです。

Macに残っている「最後に開いた日」で数えました。

1か月に2ファイルくらいです。

  • 補助金の様式(経営計画書・補助事業計画書)
  • 菌検査の報告書(Excel)
  • 商標の申請の雛形(Word)
  • 市の企画の実施報告書(Word)
  • 共同出店の相手と共有する表(Excel)

開いていたのは、役所・補助金・商工会・ほかのお店とのやりとりの書類ばかりでした。

ふだんの書類やメールは、Google Workspaceで済ませています。

※数えたのは、Macで開いた分だけです。

iPhoneやWeb版で開いた分は入っていません。

OneDriveは、約402GB

OneDriveには、約10万ファイル、約402GBが入っていました。

いちばん大きいのは、インスタ用の動画で、約244GBです。

Microsoft 365 Apps for businessには、1人1TBのOneDriveが付いています。

うちが払っているお金の中身は、Word・Excelより、この保存場所のほうでした。

Google Workspaceにも、2TBある

うちは、Google Workspace(Business Standard・月1,600円の年契約)も契約しています。

Business Standardには、1人あたり2TBの保存場所が付いています(メールや写真と共用。Googleの公式ページ)。

OneDriveの約402GBは、容量だけ見れば、こちらに入ります。

お店のメールアドレスと、夫婦で共有している商品写真のフォルダは、もともとGoogleのほうです。

こちらも、無料で足りる場面が増えてきたので、見直している最中です。

244GBの動画、Googleのほうに移せないの?

移せるんだよね。数えるまで気づかなかった

サブスクの満足度は、個人事業主のサブスク見直し|11サービスを満足度5段階で棚卸しにまとめています。

▼自分の契約と使い方を確かめる|管理センターとOneDrive

うちと同じように数えると、続けるかどうか決めやすくなります。

うちはMacのファイルを一覧にして数えましたが、もっと手軽に見る方法もあります。

契約しているプランと期限は、管理センターで見る

Microsoft 365の管理センターは、契約や請求を見るための画面です。

契約した人のアカウントで入り、「請求」の中の「お使いの製品」を開くと、契約しているプランと期限を確かめられます(Microsoft公式の説明)。

値上げのメールの「前回の支払い」と「新しい価格」を見比べると、自分がいくら上がるかがわかります。

OneDriveの使用量は、Web版の左下で見る

ブラウザでOneDriveを開くと、画面の左下の「ストレージ」に、使っている量が出ます。

1TBのうち、どれくらい使っているかを見てください。

ほとんど使っていないか、ほかに保存場所があれば、OneDriveは続ける理由になりません。

Word・Excelは、最近使ったファイルを見る

WordやExcelを開くと、最近使ったファイルの一覧が出ます。

並んでいるファイルが、どんな書類かを見てください。

うちの場合は、役所・補助金・商工会の書類ばかりでした。

▼次の更新までにやること|無料のWeb版で書類を試す

続けると決めたあと、次の更新(2027年10月)までにやることを決めました。

  • 補助金の様式などを、無料のWeb版で開いて、崩れないか試す
  • 崩れなければ、Business Basicに替える(OneDriveの1TBは残る)
  • 崩れたら、年払いに切り替える(月払いより約5%安い)
  • OneDriveのデータを、Googleの2TBに移すか決める
  • 来年9月に値上げや更新のメールが来たら、締め切りの前に決める

試すのは、この半年で開いた13ファイルと、商工会に出す書類です。

どちらに決めても、変えるのは更新のときです。

更新のすぐあとなら、やめられる場合もある

始めてから・更新してから7日以内なら、日割りでお金が戻る形でやめられる契約があります(Microsoft公式の説明)。

自分の契約が当てはまるかは、Microsoft 365の管理センターで確かめてください。

うちは続けると決めたので、この手続きはしていません。

▼よくある質問(Microsoft 365 Apps for businessの値上げ)

Q1. 値上げは、いつからですか?

A. 2026年7月より後の、最初の更新日からです。

うちは更新日が2026年10月5日だったので、その日から新しい値段になりました。

Q2. 1人のお店だと、いくら上がりますか?

A. うちの年契約・月払いでは、1か月の税抜1,298円が1,574円になりました。

税込では、1年で約3,640円の値上げです。

Q3. 年払いにすると安くなりますか?

A. 年払いは1か月あたり税抜1,499円で、月払いより約5%安くなります。

ただし1年分を先に払い、途中でやめても戻りません。

Q4. 家庭用のPersonalに替えたら安くなりますか?

A. 安くなりません。

Personalは1年21,300円(税込)で、うちの今の払い方より高くなります。

Q5. Business Basicに替えたら、何が変わりますか?

A. 1か月あたり税抜1,049円(年払い)に下がります。

OneDriveの1TBは付きますが、パソコン版のWord・Excelは使えなくなります。

代わりに、お店のメールアドレス(独自ドメインのメール)とTeamsが付きます。

うちは2022年に一度Business Basicにして、パソコンのExcelが使えず、3日でApps for businessに替えました。

Q6. やめたら、OneDriveのデータはどうなりますか?

A. やめると、遅くとも解約から180日以内に、データが消えます(Microsoft公式の説明)。

消えたデータは元に戻せないので、やめる前に別の場所へ移しておく必要があります。

Q7. Google Workspaceがあれば、Microsoft 365は要りませんか?

A. うちの場合、商工会とのやりとりがなければ、Googleだけで足りると思います。

Business Standardには1人あたり2TBの保存場所があり、OneDriveの約402GBも容量だけなら移せます。

パソコン版のWord・Excelが要るかどうかで決まります。

Q8. 値上げのメールは、いつ届きましたか?

A. うちには、更新日の約2週間前(2026年9月20日)に届きました。

メールには、前回の支払いと新しい価格が並んで書かれていました。

Q9. これまでにも値上げはありましたか?

A. うちの契約では、2022年から4年で4回上がりました。

1か月の税抜は、900円から1,574円になっています。

▼まとめ|続ける理由は商工会の書類。次の更新までに見直す

最後に、この記事の要点をまとめます。

この記事のまとめ。値上げの理由、払い方、安くする方法、うちの答え。続ける理由は商工会の書類。次の更新までに見直す
📌この記事のまとめ
  • 値上げの額:税込で月1,428円から約1,731円(見込み)。1年で約3,640円。2022年からは約1.75倍
  • 値上げの理由:2026年7月からの法人向けの値上げが、更新日に来た
  • 払い方:年払いは月払いより約5%安い。ただし先払いで戻らない
  • 安くする方法:Business BasicはOneDriveが残るが、パソコン版のWord・Excelがなくなる
  • うちの答え:商工会の書類でパソコン版のWord・Excelが要るので続ける。OneDriveをGoogleに移すかは、次の更新までに決める

値上げのメールが来たら、まず自分が何に使っているかを数えてみてください。

うちの場合、いちばん使っていたのはOneDriveでしたが、それはGoogleにも移せました。

続ける理由は、商工会の書類のほうでした。

続けるかどうかは、数えたら決まったね

うん。次の更新までに、Web版で試しておくね

お店のサブスク全体の金額は、個人事業主のSaaS固定費 月3万円・全明細に書いています。

同じように値上げがあった会計ソフトの話は、マネーフォワード クラウド確定申告の料金|2026年12月の値上げで何が変わる?にあります。

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いろはさん
お菓子屋を開く人と、開いたあとの人へ。兵庫県でマカロン専門店「いろはのおと」(https://iroha-no-oto.com/)を妻と2人で営む、個人事業主5年目の店主です。元メーカー勤務の非エンジニア。菓子の製造は妻(パティシエ)、私はEC・SNS・会計・事務まで裏方をひととおり担当しながら、AI(Claude Code)・個人事業主のお金・店舗運営のリアルを“エアプなし”で正直に発信しています。(FP2級・簿記2級/中小企業診断士は勉強中) 📣 記事の更新はXでお知らせしています → @irohanote168 をフォロー