📋この記事からわかること
  • 明日からのスタッフへの接し方が少し変わる
  • ✅経営者が“働く側”に立つと何が見えるかがわかる
  • ✅スキマバイトのリアル(実際いくらもらえた?)がわかる
  • ✅良い職場のヒントが2つ見つかる

経営者仲間と話すと、けっこうな確率で出てくる言葉があります。

「良い人材がいないんだよね」

わかります。すごくわかるとも。
……でも、ある日ふと思ったんです。“良い人材”がいないと嘆く前に、そもそも自分は“良い職場”を作れているんだろうか? と。

それを確かめたくて、明石で夫婦でマカロン店を4年営んでいる私が、人生で初めてスキマバイト(タイミー)で“働く側”に立ってみました。経営する側から、雇われる側へ。やってみたら、たった4時間半なのに、学びだらけ。正直に書きます。

▼そもそものきっかけ:「良い人材がいない」って、よく聞くけど

経営者の集まりでは“あるある”の悩みです。でも、聞くたびに少しだけ引っかかっていました。

人材を選ぶ前に、自分が“選ばれる側”=“良い職場”になれているかは、どうやって確かめるんだろう? いちばん早いのは、自分が働く側に立ってみることでした。

え、社長が自分でバイトに行くの?(笑)

うん。良い職場って何なのか、机の上で考えてもわからないからね。
実際に確かめることにしたよ!

▼人生初スキマバイトは“倉庫の作業補助”だった

アプリ(タイミー)で見つけたのは、倉庫内の作業補助スタッフ。日曜の午後、未経験歓迎の現場です。ピッキング(指定された商品を集める作業)などをひたすら。

正直に言うと、申し込む前に少しだけ心配したのは——普段デスクワークばかりなので、重労働で腰をやらないかということ(笑)。結果、なんとか無事でした。

▼いちばん「おっ」と思ったのは、“受け身でいい”新鮮さ

やってみて、最初に驚いたのはこれでした。

仕事が、流れるようにどんどん来る。 自分で「次は何をしよう」と取りに行かなくていい。指示された作業を、ただ目の前で片づけていく。

経営者は、毎日自分から仕事を取りに行く側です。だからこの「受け身でいい気楽さ」がものすごく新鮮でした。終わったら、終わり。あの軽さは、ひとり経営の重さを知っているほど沁みます。

たまには、誰かに決めてもらうのも楽だよね。

そう、誰かが決めてくれるって、こんなに楽なんだなって(笑)

▼約4時間半で、いくらもらえた?(お金のリアル)

気になるお金の話も、正直に。

  • 時給:¥1,160
  • 働いた時間:14:00〜18:42(4時間42分・うち42分は残業/休憩0分)
  • もらえた額:基本給¥5,452 + 交通費¥400 = ¥5,852

まさかの初のスキマバイトで残業でした!そして残業の42分も、ちゃんと時給で計算されていました。約4時間半ぶっ通しは、デスクワーク民にはなかなかの運動量です(笑)。スキマバイトって、こういう数字がアプリで全部見えるのも面白いところでした。

▼「良い職場って何だろう?」の答えが、2つ見えた

半日働いただけですが、持ち帰れたものは想像以上でした。

① 人にちゃんと報いる

働く側に立って、いちばん最初に浮かんだのが「まどさん(妻)に、もっと報酬を還元してあげたいな」でした。当たり前のように隣で働いてくれている人の時間に、きちんと値段をつけて返したい。経営していると、意外と後回しにしがちなことです。

② 単純作業はAI・機械に、人は“その人にしかできないこと”に

倉庫で単純作業を続けながら、ふと思いました。「これ、機械やAIでもできる部分が多いな」と。自分でやるぶんには気楽で新鮮だったけれど、“毎日ずっと”だと、その人ならではの力は活きにくい。だったら、人の時間は、極力その人のスキルや能力を活かせる仕事に当てたほうがいい

私が普段、Claude CodeでLINEの自動返信やお店の細かい作業を任せているのも、結局はこれと同じでした。人を単純作業に縛らないのも、良い職場の条件かもしれません。

具体的にどう任せているかは、別記事「Claude Codeとは?個人事業主が使ってわかった使い方」にまとめています。

たしかに、得意なことやってる時がいちばん楽しいもんね。

でしょ。良い職場って、“その人を活かせる場所”なのかも。

▼オチ:翌日、妻も品出しバイトに行ってた(笑)

私が「いやー、勉強になったわ」と話したら——なんと翌日、まどさんもスーパーの品出しでスキマバイトに行ってました。夫婦そろってスキマバイトデビュー。仲良しか。

でも、ふたりとも“働く側”を一度知れたのは、これからのお店づくりにとって、きっと良いことだと思っています。

▼まとめ:経営者こそ、一度“働く側”に立ってみるといい

経営者がスキマバイトで気づいた“良い職場”のヒント5つのチェックリスト図解。まず良い職場を作れてるか・人にちゃんと報いる・単純作業はAIや機械に・人はスキルを活かす仕事に・経営者こそ一度働く側に。

覚えて帰ってほしいのは、ひとつの問いと、ふたつの答え。

🎯この記事のまとめ
  • 「良い人材がいない」の前に、自分が“良い職場”を作れているか
  • 人に、ちゃんと報いる(報酬の還元)
  • 単純作業はAI・機械に、人はスキルを活かす仕事に

たった約4時間半。でも、経営に持ち帰れたものは、時給以上に大きかったです。気になっている経営者さんは、一度“働く側”に立ってみると、見える景色が変わるかもしれません。

▼よくある質問(FAQ)

Q. スキマバイトって未経験でも大丈夫?

A. 私が選んだ倉庫作業は「未経験歓迎」で、当日も指示どおりで問題なくできました。

Q. 個人事業主がスキマバイトしたら確定申告は?

A. タイミーは今はすべて雇用契約で、収入は給与所得(アプリ内に源泉徴収票が出ます)。私のように本業が事業所得(個人事業主で確定申告する人)の場合は、金額が小さくても確定申告で事業所得と給与所得をまとめて申告します(給与には給与所得控除があり、経費は引けません)。源泉徴収されていれば申告で戻ってくることも。自分のケースは源泉徴収票を見て、公式・専門家でも確認を。

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ABOUT ME
いろはさん
兵庫県でマカロン専門店「いろはのおと」(https://iroha-no-oto.com/)を営む、個人事業主4年目の店主です。元メーカー勤務の非エンジニア。製造・販売からEC・SNS・会計・事務まで、ほとんどを自分でこなしながら、AI(Claude Code)・個人事業主のお金・店舗運営のリアルを“エアプなし”で正直に発信しています。(FP2級・簿記2級/中小企業診断士は勉強中) 📣 記事の更新はXでお知らせしています → @irohanote168 をフォロー