「会計ソフト、結局どれを選べばいいの?」

「タックスナップとマネーフォワード、弥生は何が違う?」

個人事業主として開業して最初の確定申告が近づくと、会計ソフト選びで悩みますよね?

こんにちは!わたしは兵庫県明石市で、妻と2人で棒付きマカロン専門店を営んでいます。

会計と確定申告は、税理士さんに頼まず、わたしが自分でやっています。

使ってきた会計ソフトは弥生からマネーフォワードの順で、2025年分の申告の前(2026年1月)には、確定申告アプリのタックスナップも無料体験で試しました。

結論から書くと、銀行やカード、レジをつないで毎月の数字を早く見たいなら、マネーフォワードです。

うちは乗り換えてから、Airレジとのつなぎ込みも合わせて、会計の作業が月10〜12時間から月1〜2時間になりました(うちの体感です)。

この記事では、お菓子屋の会計ソフトとして3つを使った体験から、乗り換えた理由、年の途中で乗り換えた手順、3つの料金、タックスナップを解約した理由まで、帳簿とメールの記録をもとに書きます。

3つも使ったの?

最初は申し込み先を
間違えたんだけどね(笑)

🙆こんな人に向いています

  • 会計ソフトを、自分で選んで自分で申告したい人
  • 弥生やタックスナップと、マネーフォワードで迷っている人
  • 年の途中で会計ソフトを替えたい人

🙅こんな人には向いていません

  • 会計と申告を、すべて税理士さんに任せる人
  • freeeとの比較を知りたい人(うちは使っていません)
いろはのアイコン

この記事を書いた人

いろは

明石市・棒付きマカロン専門店「いろはのおと」店主(2022年8月開業)

  • ✓ 兵庫県明石市で、妻と2人で棒付きマカロン専門店を営んでいる
  • ✓ 2024年4月からマネーフォワード クラウド確定申告を使っている(パーソナルプラン・年払い)
  • ✓ 確定申告は4回とも自分で提出(2022・2023年分は弥生、2024・2025年分はマネーフォワード)。税理士には頼んでいない
  • ✓ 関西テレビ「ドっとコネクト」・テレビ山口「mixデリバリー」(2025年)・BAN-BANテレビ「ひがタン!」・明石ケーブルテレビ「まるっとあかし」で紹介。山陽電車の情報誌「ESCORT」、明石市の広報誌「広報あかし」(2026年9月号)にも掲載

🏠お店のサイト(いろはのおと) 🧵Threads 𝕏更新のお知らせ

マネーフォワード クラウド確定申告は有料のソフトですが、1か月無料で試せます。お試しが終わっても、自動で有料にはなりません(2026年10月に公式サイトで確認)。
※料金や条件は変わることがあるので、最新は公式サイトでご確認ください。

▼結論|会計ソフトは役割で選ぶ。帳簿をつけるならマネーフォワード

会計ソフトの選び方を店主の状況別に3つに分けた図解。銀行・カード・レジをつないで毎月の数字を見たい人はマネーフォワード、画面の分かりやすさと相談のしやすさを大事にしたい人は弥生、申告の前にチェックを通したい人はタックスナップ。

うちの答えは、帳簿をつけるならマネーフォワードです。

ただ、タックスナップも試した立場から言うと、3つは得意なことが違います。

店主の状況で選ぶのがいちばん失敗しません。

こんな店主合いそうなものうちの体験・考え
銀行・カード・レジをつないで、毎月の数字を早く見たいマネーフォワードカードの明細が2〜3日で入り、推移表(月ごとの数字の一覧)で見られた
画面の分かりやすさと、相談のしやすさを大事にしたい弥生(やよいの青色申告 オンライン)機能がシンプルで、迷いにくかった(帳簿は2024年4月まで)
帳簿は別にあって、申告の前に一度チェックを通したいタックスナップ(安心プラン)無料体験の間に、申告前のチェックだけ使った
現金の売上がほとんどで、つなぐ口座やカードが少ない弥生(やよいの青色申告 オンライン)マネーフォワードの良さ(自動で入る)が生きにくいと思う

※うちの体験と、2026年10月12日に確かめた各社の公式の情報をもとにしています。

じゃあ、迷ったらどれ?

つなぐものがあるなら
マネーフォワード!

▼うちの前提|3つを使った順番

いろはの事業
  • 兵庫県明石市の棒付きマカロン専門店(夫婦2人)
  • 2022年8月に開業。店頭と通販で売っている
  • 税理士さんなし。青色申告(65万円控除)を自分で
  • 簿記2級・FP2級
  • マネーフォワードは2024年4月から、約2年半
いろはのおとの店先。入口の横に、マカロンの写真を並べた案内の看板と、のぼりが立っている

うちが会計ソフトを使った順番は、こうです。

うちが会計ソフトを使った順番の年表。2022年8月に弥生会計 オンラインに申し込み、2022年12月にやよいの青色申告 オンラインへ、2024年4月にマネーフォワードへ乗り換え、2026年1月にタックスナップを無料体験。
時期できごと
2022年8月開業。弥生会計 オンラインに申し込む(1年目は請求0円)
2022年12月法人向けと分かり、やよいの青色申告 オンラインに申し込み直す
2024年4月マネーフォワード クラウド確定申告に乗り換える
2026年1月タックスナップを無料体験(申告前のチェック)。期間内に解約

※日付は、弥生・マネーフォワード・App Storeから届いたメールと契約の記録で確かめました。

▼最初の失敗|弥生会計 オンラインは個人事業主に使えなかった

最初に申し込んだのは、「やよいの青色申告 オンライン」ではなく「弥生会計 オンライン」でした。

申し込みのメールを見返すと、ベーシックプランで1年目の請求は0円です。

「1年間無料で使えるやん!」と、飛びついたんです。

えっ、それじゃ
ダメなの?

法人向けのソフト
だったんだよ…

気づいたのは、開業から4か月たった2022年12月です。

決算の締めの操作について、弥生のカスタマーセンターにメールで問い合わせました。

返ってきた答えは、「弥生会計 オンライン」は法人専用の製品なので、個人事業主の確定申告には対応していない、というものでした。

その日のうちに「やよいの青色申告 オンライン」のベーシックプランに申し込み直しています(このときの請求は7,590円。2022年当時の金額です)。

名前がよく似ているので、ここは本当に間違えやすいです。

個人事業主が弥生を選ぶなら、「やよいの青色申告 オンライン」か「やよいの白色申告 オンライン」です。

商品名使う人
弥生会計 オンライン法人(会社)
やよいの青色申告 オンライン個人事業主(青色申告)
やよいの白色申告 オンライン個人事業主(白色申告)

※2022年12月に弥生のカスタマーセンターから受けた回答をもとにしています。

申し込む前に、商品名に「青色申告」「白色申告」が入っているかを確かめてください。

※2022年12月に受けた回答です。今の商品名と対象は、弥生の公式サイトで確かめてください。

やよいの青色申告 オンラインは個人事業主向けで、新しく申し込む人はベーシックプランが1年目0円です(2027年3月15日までの申し込み・1事業者1回・支払い方法の登録が必要)。2年目からの料金も、公式サイトで確かめてください。
※料金や条件は変わることがあるので、最新は公式サイトでご確認ください。

▼弥生からマネーフォワードへ乗り換えた理由|カードの明細が遅かった

乗り換えたいちばんの理由は、クレジットカードの明細が帳簿に入るまでの早さです。

うちの楽天カードの場合、弥生では明細がまとめて入るのが月に1回くらいの感覚でした。

マネーフォワードに替えてからは、使ってから2〜3日で入ってきます。

弥生の口座連携から届いていたお知らせメールを見返すと、乗り換える直前の2024年3〜4月は、楽天カードの自動の取り込みが「通信に問題」「予期せぬエラー」で止まる週が続いていました。

乗り換えたあとの2024年9月にも、「仮確定の期間なので明細を取れない」というお知らせが届いていました。

※明細が入るまでの日数は、うちのカードでの体感で、弥生は2024年までの話です。エラーで止まった週もあったので、いつもの速さとエラーの時期が混ざった体感です。金融機関やカード、時期によって変わり、両社とも公式には日数を書いていません(2026年10月12日確認)。

それって、
そんなに困るの?

月の途中で、いくら
使ったか分からないんだ

開業したばかりの頃は、今月いくら使ったか、利益がどれくらい残りそうかを、早めに知りたいものです。

明細が月に1回しか入らないと、月の途中の数字が見えません。

たとえば材料をまとめて買った月は、カードの支払いが増えます。

明細が2〜3日で入れば、その週のうちに「今月は使いすぎかも」と気づけます。

もう一つの理由は、弥生は機能が少なく、続けて使う理由が見つからなかったことです。

▼年の途中でも乗り換えられた|うちがやった手順

年の途中で弥生からマネーフォワードへ乗り換えた手順の図解。1、弥生から取引と期首残高を書き出す。2、マネーフォワードに読み込ませる。3、銀行・カード・レジをつなぐ。4、弥生は年末まで使って無料プランへ。

うちがマネーフォワードに申し込んだのは、2024年4月です。

年の途中でしたが、1月からの取引を弥生から書き出して、マネーフォワードに読み込ませました。

マネーフォワードの帳簿を見ると、2024年1月1日の最初の仕訳も、作られた日は2024年4月8日になっています。

乗り換える前に確かめておきたいこと
  • 今のソフトから、取引と残高をファイルで書き出せるか
  • つなぎたい口座・カード・レジが、新しいソフトでつながるか
  • 今のソフトの更新日(自動で更新されると、その年も払うことになる)

① 弥生から取引と期首残高を書き出す

弥生からは、取引のデータをファイルに書き出しました。

1月1日時点の残高(期首残高)も、別のファイルで書き出せます。

今も手元に、2024年分の「取引」と「期首残高」を書き出したファイルが残っています。

書き出したときの画面の操作は記録が残っていないので、細かい手順は弥生の公式ヘルプ(データのインポート・エクスポート)を見てください。

② マネーフォワードに読み込ませる

書き出した取引のファイルを、マネーフォワードに読み込ませました。

うちの帳簿では、弥生の「クレジットカード」という勘定科目(お金の出入りを分ける名前)が、マネーフォワードでは「未払金」として入っています。

この記事を書くにあたって2024年1月分を比べると、カードの支払いなどの合計は、弥生のファイルと同じ金額でした。

ソフトによって勘定科目の名前が違うので、読み込んだあとは、月ごとの合計を確かめると安心です(前のソフトと同じ金額になっているか)。

もう一つ、1月1日時点の残高(開始残高)が入っているかも確かめてください。

マネーフォワードの公式の案内では、一覧にないソフトからの乗り換えだと、勘定科目と開始残高は手で設定することになっています。

③ 銀行・カード・レジをつなぐ

マネーフォワードには、楽天銀行の口座2つ(1つは個人ビジネス口座)、楽天カード、Amazon、Airレジをつないでいます。

4月からは、つないだ明細が自動で入るようになりました。

④ 弥生は年末まで使って、無料プランへ

弥生の契約は、乗り換えた2024年の年末まで残っていました。

前の年の12月に自動で更新されていたので、乗り換えた年は、弥生とマネーフォワードの両方に払っていました。

2024年11月に、2024年分の取引と期首残高を書き出して手元に残し、翌年から無料プランに切り替える予約をしました。

2025年1月から、弥生は無料プランです。

乗り換えるなら、年が変わるタイミングがいちばん楽

あとから振り返ると、乗り換えるなら、年が変わるタイミングがいちばん楽です。

1月から新しいソフトで始めれば、移すのは1月1日時点の残高だけで済みます。

前のソフトの更新日より前に、翌年からの切り替えを予約しておけば、うちのように2つのソフトに1年分払うこともありません。

とはいえ、年の途中でも移せたので、「今年はもう遅い」とあきらめる必要はありません。

公式の案内も確かめておきます。

マネーフォワードの他社ソフトからの移行に対応しているソフトの一覧では、「やよいの青色申告」との移行には「未対応」と書かれています。

この一覧は2023年8月24日時点のもので、パソコン版とオンライン版の区別は書かれていません(2026年10月12日確認)。

未対応のソフトからは、マネーフォワードが用意した形式(CSV=Excelでも開ける、文字だけのファイルの形)にデータを整えて読み込む方法が案内されています。

うちのやり方がそのまま全員に当てはまるとは限らないので、乗り換える前にマネーフォワードの公式ヘルプ(未対応のソフトからの移行)も見ておいてください。

一覧になくても、
移せたんだね

1月からの分を
まとめて移せたよ

▼マネーフォワードで楽になったこと

会計の作業が、月10〜12時間から月1〜2時間に

乗り換える前は、月に10〜12時間ほど会計の作業をしていました。

今は月1〜2時間です。

※記録はとっていないので、うちの体感です。Airレジとつないだ効果と、使い慣れて早くなった分も入っています。

銀行・カード・レジの明細が自動で入り、仕訳の候補まで出てくるので、わたしは中身を確かめて登録するだけになりました。

マネーフォワード クラウド確定申告のホーム画面。楽天銀行の2つの口座(個人ビジネス口座は画面上「法人」と表示)、楽天カード、Amazon.co.jp、Airレジがつながっている

Airレジとつないでからの変化は、Airレジとマネーフォワードの連携の記事にまとめています。

レシートは撮るだけ。読み取りはだいたい9割合っている

現金で払ったレシートは、その場でスマホで撮っています。

打ち合わせで使った飲食のレシートをスマホで撮り、マネーフォワードに取り込んだ画面。日付や金額が読み取られている

読み取りはだいたい9割は合っていて、たまに勘定科目がずれるくらいです。

ためてから撮ると面倒になるので、もらったその場で撮るのがコツです。

推移表で、月ごとの数字が見える

確定申告は年に1回ですが、お店の判断は毎月あります。

わたしがいちばん見ているのは、推移表(月ごとの数字を横に並べた一覧)です。

マネーフォワードの推移表の画面。売上や経費の勘定科目が縦に、月ごとに横に並ぶ。金額はぼかしている

売上・仕入れ・経費が月ごとに並ぶので、会計の知識が完ぺきでなくても、お店の調子をつかみやすいです。

確定申告は約2時間で終わる

日々の記帳をためずにやっておけば、確定申告の作業は約2時間で終わります。

やることは、1年分の仕訳の確認、経費のチェック、青色申告の書類づくり、e-Taxでの送信の4つです。

2時間で終わるの?

毎月やっておけば、
年末がラクなんだ

▼マネーフォワードの合わないところ

もちろん、合わないところもあります。

画面と機能が多く、最初は迷う

はじめて開いたときは、正直、どこから見ればいいのか迷いました。

マネーフォワードのホーム画面に「初めて使う人は、まず何を見ればいいの?ってなります」と書き込んだ画像。左に多くのメニューが並んでいる

機能が多いのは良いところでもありますが、開業したばかりの人には、何から設定すればいいのか分かりにくいです。

現金の売上が多いと、良さが出にくい

マネーフォワードの強みは、つないだ明細が自動で入ることです。

現金のやりとりがほとんどのお店だと、手で入れる量が減らず、この良さが出にくくなります。

自動の仕訳は、もう一歩賢くなってほしい

明細から仕訳の候補を出してくれる機能はあり、とても助かっています。

ただ、会計に自信がない人が迷わずそのまま登録できるところまでは、まだ届いていないと感じます。

カードで払ったのに手で入力して、二重に計上した

これはソフトの弱点というより、わたしの失敗です。

カードで払った経費を、レシートを見ながら手でも入力してしまい、同じ支払いが2回帳簿に入りました。

カードの明細からも自動で入ってくるので、あとで気づいて直すのが大変でした。

カードや銀行をつないだら、その支払いは手で入力しないと決めておくだけで防げます。

それ、やっちゃいそう…

わたしもやったよ…
直すのが大変だった

2026年5月、銀行との連携が一時止まった

2026年5月、マネーフォワードが使っているソースコードの管理サービス(GitHub)への不正アクセスのお知らせがあり、銀行などとの連携が一時止まりました。

連携は、5月12日から順に再開し、6月5日にすべての金融機関で再開しています(公式のお知らせ)。

マネーフォワードは2026年12月から値段が上がる

うちが使っているパーソナルプランの年払いは、2026年10月時点で15,360円(税抜)です。

2026年12月1日から、22,560円(税抜)に上がります。

契約中の人は、12月1日のあとに来る更新の日から、新しい料金になります。

うちの次の更新は2027年4月なので、そこから値上げ後の料金です。

なお、パーソナルとプラスは、12月1日からAI-OCR(レシートなどの読み取り)の追加料金がなくなります(公式)。

▼弥生が合う人|良かったところと困ったところ

弥生にも、ちゃんと良いところがあります。

※ここに書く弥生の話は、うちが帳簿をつけていた2024年4月まで(契約は2024年の年末まで)のものです。

弥生の良かったところ
  • 機能がシンプルで、迷いにくい
  • クラウド版のほかに、パソコンに入れるソフト版もある
  • 使っている税理士さんが多いので、相談しやすいかも
弥生で困ったところ
  • カードの明細が入るのが遅かった
  • 機能が少なく、続けて使う理由が見つからなかった

なので、クラウドが苦手な人や、現金の売上が多くてつなぐものが少ない人には、弥生が合うと思います。

やよいの青色申告 オンラインは、ベーシックプランが1年目0円・2年目から年22,800円、いちばん安いセルフプランが1年目0円・2年目から年11,800円です(どちらも税抜)。

1年目0円は新しく申し込む人が対象で、2027年3月15日までの申し込み・1事業者1回・支払い方法の登録が必要です(弥生の公式の料金ページ・2026年10月12日確認)。

弥生がダメってわけ
じゃないんだ

うちの使い方に
合わなかっただけだよ

▼タックスナップは無料体験だけで解約した|申告前のチェックという使い方

タックスナップは、公式サイトで「提出までアプリで完結」とうたっている、スマホが中心の確定申告アプリです(2026年10月12日確認)。

うちは、2025年分の確定申告の前(2026年1月末から約2週間)に、App Storeから安心プランの無料体験で使いました。

払った金額は0円です。

Appleの購入履歴の画面。Taxnap, Inc.のiOSアプリで、2026年1月28日、合計0円と表示されている。端末名は加工済み

2026年1月の時点では、無料体験の間にリスクチェックまで使えて、支払いは0円でした。

ただ、今の公式の案内では、無料期間中でも、申告書の確認・提出、データの出力、プランの変更に進むと、その時点から有料になります。

同じ使い方で0円になるとは限らないので、申し込む前に公式サイトで確かめてください。

また、アプリ(App Store)から申し込むと、料金の表示が公式サイトと違います。

2026年10月12日のApp Storeの表示では、安心プランが年37,800円(特典付きは29,800円)、カンタンプランが年14,900円・月払い2,300円(月払いの特典付きは1,780円)でした。

うちはApp Storeから無料体験を始めています。

良かったのは「提出の前に一度チェックを通せる」安心感

ここでいうチェックは、税理士さんが個別に見てくれるサービスではなく、アプリのリスクチェックの機能です。

リスクチェックは安心プランの機能で、カンタンプランでは使えません(公式・2026年10月12日確認)。

「この経費が間違っています」と具体的に指摘されたことは、ありませんでした。

それでも、税理士さんに頼まず自分で申告するのは毎年不安なので、提出の前に一度チェックを通せたことで、落ち着いて出せました。

解約したのは、役目を終えたから

日々の帳簿はマネーフォワードでつけているので、タックスナップを1年通して使う理由はありませんでした。

大きな不満があってやめたのではなく、申告前のチェックを終えて役目を終えた、というのが正直なところです。

料金の見方や解約のしかたは、タックスナップを無料体験して解約したレビューにまとめています。

タックスナップとマネーフォワード・弥生、どっちがいい?

マネーフォワードと弥生は、日々の帳簿をつけて、申告まで進める会計ソフトです。

タックスナップは、スマホで申告まで進めるアプリで、提出の前のリスクチェックは安心プランの機能です。

マネーフォワードは、銀行・カード・レジをつないで帳簿をつけ、月ごとの数字を見るのに向いています。

うちは、帳簿はマネーフォワードでつけて、申告前のチェックだけタックスナップの無料体験を使いました。

マネーフォワードの帳簿のデータは、タックスナップの公式のガイドに沿って入れました。

タックスナップの公式サイトには、マネーフォワード・弥生・freeeから取引のデータを取り込めると書かれています。

ただしこれは乗り換え向けの機能で、つなぎっぱなしで一緒に使う連携は、公式には書かれていません(2026年10月12日確認)。

タックスナップが候補になるのは、税理士さんに頼まず自分で申告して、提出の前に一度チェックを通したい人です。

逆に、はっきりした節税の効果を期待している人や、1年通した会計ソフトとしての使い心地を知りたい人には、無料体験だけのうちの体験では、判断の材料が足りません。

うちだったら、
どっちがいいの?

毎月の数字も見たいなら
マネーフォワードかな

タックスナップは14日間無料で、そのあとは安心プランが年29,800円、カンタンプランが年11,760円です(税抜)。提出前のリスクチェックは安心プランだけです。無料期間中でも、申告書の確認・提出、データの出力、プランの変更に進むと有料になります。
※料金や条件は変わることがあるので、最新は公式サイトでご確認ください。

▼3つのプラン比較|2026年10月の料金と、12月の値上げ

3つの料金を、公式サイトで確かめて並べました。

プラン年払い(税抜)
マネーフォワード
パーソナル
15,360円
→12月1日から22,560円
うちが使っているプラン。1か月無料のお試しあり
マネーフォワード
パーソナルミニ
10,800円(据え置き)
推移表などが使えない(公式の機能比較・2026年10月12日確認)
やよいの青色申告
オンライン
ベーシック
1年目0円
2年目から22,800円
1年目0円は2027年3月15日までの新規申し込み
やよいの青色申告
オンライン
セルフ
1年目0円
2年目から11,800円
サポートの範囲が狭いプラン
タックスナップ
安心プラン
29,800円
14日間無料。うちは無料体験で解約
タックスナップ
カンタンプラン
11,760円(月払いは月1,780円)
14日間無料。リスクチェックなし
タックスナップ
無料プラン
0円
使える機能に制限あり

※2026年10月12日に各社の公式サイト(マネーフォワード・改定のお知らせ・弥生・タックスナップ)で確認。表示はすべて税抜で、プランの中身は同じではないので、料金だけの目安です。タックスナップはアプリ(App Store)から申し込むと表示の料金が違います。料金やキャンペーンは変わることがあるので、最新は公式サイトでご確認ください。

開業1年目なら、弥生のベーシックは0円、マネーフォワードのパーソナルは年22,560円(12月1日からの申し込み)で、1年目の差がいちばん大きくなります(どちらも税抜)。

12月の値上げのあとは、マネーフォワードのパーソナル(年22,560円)と弥生のベーシックの2年目(年22,800円)が、ほぼ同じ料金になります(どちらも税抜)。

2年目からは料金の差が小さいので、値段よりも、明細の入り方や画面の使いやすさで選ぶのがいいと思います。

ただし弥生には、2年目から年11,800円のセルフプランもあります。

タックスナップの安心プランは、年29,800円(税抜)です。

うちがパーソナルプランを使っている理由

うちが払っているのは、パーソナルプランの年払いで、毎年16,896円(税込)です。

件数だけなら安いパーソナルミニでも足りそうですが、ミニでは推移表が使えません(公式の詳しい機能比較・2026年10月12日確認)。

毎月の数字を推移表で見ているので、パーソナルプランを続けています。

これから新しく申し込む人は、11月30日までに年払いで申し込めば、最初の1年は今の料金(15,360円)です(公式の例から)。

12月1日からの申し込みは、新しい料金になります。

決まるのは、お試しを始めた日ではなく、有料プランに申し込んだ日です。11月中にお試しを始めても、有料にするのが12月なら新しい料金です。

申し込む時期による違いは、マネーフォワード クラウド確定申告の料金と、うちの使い方に詳しく書いています。

▼お菓子屋の帳簿の入れ方|レジの売上・仕入れ・現金のレシート

お菓子屋は、店頭の売上、材料の仕入れ、現金の支払いと、お金の出入りの種類が多い商売です。

うちでは、それぞれ次のように帳簿に入れています。

マネーフォワードにつないでいるのは、楽天銀行の口座2つ、楽天カード、Amazon、Airレジの5つです。

つなぐものが多いお店ほど、手で入れる量が減って、マネーフォワードの良さが出ます。

お金の動きうちの入れ方
店頭の売上Airレジとつないで入れる
カードで払った材料・資材カードの明細から入れる(手では入力しない)
現金で払ったものレシートを撮って入れる

※うちのマネーフォワードでの入れ方です。

お店だと、何から
つなげばいいの?

まずは売上の入る口座と
よく使うカードだよ

レジ選びから考えている人は、開業するときのレジと決済の選び方も参考にしてください。

うちが使っているAirレジの正直な感想は、お菓子屋・食品店オーナーのAirレジ正直レビューにまとめています。

▼迷ったら|無料で1つだけつないでみる

会計ソフトは、比べ続けるより、触ってみるほうが早いです。

おすすめの試し方は、次の4つです。

  • 無料で登録する:マネーフォワードは1か月、タックスナップは14日間、無料で試せる
  • 口座かカードを1つだけつなぐ:売上が入る口座か、いちばん使うカード
  • 明細が何日で入るかを見る:使ってから帳簿に入るまでの日数を数える
  • 画面が合うかを確かめる:毎月見たい数字(推移表など)にすぐたどり着けるか

ここまでやると、自分に合うかがかなり分かります。

わたしなら、開業したばかりの人には、まずマネーフォワードを触ってみることを勧めます。

口座やカードを1つつなぐだけで、「これなら続けられそうか」がすぐ分かるからです。

押すと、マネーフォワードの公式サイト(Web)が開きます。無料の会員登録で1か月試せて、終わっても自動で有料にはなりません(カードの登録は要りません)。
※料金や条件は変わることがあるので、最新は公式サイトでご確認ください。

▼よくある質問

Q1. 年の途中でも会計ソフトを乗り換えられますか?

A. うちは2024年4月にマネーフォワードへ乗り換え、1月からの取引を弥生から書き出して読み込ませました。

読み込んだあとは、月ごとの合計と、1月1日時点の残高(開始残高)が入っているかを確かめると安心です。

Q2. 弥生のデータは、マネーフォワードに移せますか?

A. マネーフォワードの移行の一覧では、「やよいの青色申告」との移行は「未対応」です(2023年8月24日時点の一覧・パソコン版とオンライン版の区別なし・2026年10月12日確認)。

うちは取引のデータを書き出して読み込ませました。未対応のソフトは、公式の形式(CSV)に整えて読み込む方法が案内されていて、開始残高は手で入れることになります。

Q3. 弥生会計 オンラインで、個人事業主の確定申告はできますか?

A. うちが2022年12月に弥生のカスタマーセンターから受けた回答では、「法人専用の製品なので、個人事業主の確定申告には対応していない」とのことでした。

個人事業主には「やよいの青色申告 オンライン」か「やよいの白色申告 オンライン」が案内されました。今の商品名と対象は、弥生の公式サイトで確かめてください。

Q4. タックスナップとマネーフォワード・弥生は、一緒に使えますか?

A. うちは帳簿をマネーフォワードでつけ、申告前のチェックだけタックスナップの無料体験で使いました。

タックスナップの公式サイトには、マネーフォワード・弥生・freeeから取引のデータを取り込めると書かれていますが、乗り換え向けの機能で、つなぎっぱなしの連携は書かれていません(2026年10月12日確認)。

Q5. 簿記を知らなくても、マネーフォワードは使えますか?

A. 使えます。仕訳(お金の出入りを帳簿に記録すること)の候補が出るので、一から考える場面は減ります。

ただ、候補が正しいかは自分で確かめる必要があります。わたしは簿記2級を持っていますが、それでも最初は画面に迷いました。

Q6. 乗り換えた年は、2つのソフトにお金がかかりますか?

A. うちは弥生が前の年の12月に自動で更新されたあとに乗り換えたので、2024年は弥生とマネーフォワードの両方に払いました。

前のソフトの更新日より前に切り替えれば、二重に払う期間を短くできます。

Q7. マネーフォワードの料金は、いつから上がりますか?

A. 2026年12月1日からです。パーソナルプランの年払いは15,360円から22,560円(税抜)になります。

契約中の人は12月1日のあとに来る更新の日から、これから申し込む人は申し込んだ日で決まります(11月30日までの年払いなら最初の1年は今の料金)。

▼まとめ|3つは役割で選ぶ。迷ったらマネーフォワードから

この記事のまとめの図解。乗り換えの決め手はカードの明細が入る早さ、会計の作業は月10〜12時間から月1〜2時間に、年の途中でも1月からの分を移せた、タックスナップは申告前のチェックに無料体験で使った。

最後に、この記事のまとめです。

  • 乗り換えの決め手:カードの明細が入る早さ(うちのカードの体感で、弥生は月に1回、マネーフォワードは2〜3日)
  • 楽になったこと:会計の作業が月10〜12時間から月1〜2時間(うちの体感・Airレジとのつなぎ込みも込み)、申告は約2時間
  • 乗り換えの手順:年の途中でも、1月からの取引を書き出して読み込ませられた(開始残高は別に確かめる)
  • 弥生の注意:個人事業主は「やよいの青色申告 オンライン」を選ぶ
  • タックスナップ:申告前のチェックに無料体験で使い、期間内に解約した

銀行やカード、レジをつないで毎月の数字を早く見たいなら、マネーフォワードが合います。

分かりやすさを大事にするなら弥生、申告の前にチェックを通したいならタックスナップ(安心プラン)、という選び方もありです。

迷ったら、口座やカードを1つつないで試すのがいちばん早いです。

まずは1つつないで
みればいいんだね!

うん、それがいちばん
早く分かるよ

マネーフォワード クラウド確定申告の公式サイト(Web)が開きます。1か月無料で、自分の口座やカードがつながるかを試せます。
※料金や条件は変わることがあるので、最新は公式サイトでご確認ください。

この記事では、うちが実際に使った3つだけを比べています。

freeeも候補に入っている人は、会計ソフト3社の比較(マネーフォワード・弥生・freee)に公式の料金と機能をまとめています(freeeはうちでは使っていません)。

会計ソフトのほかに、お菓子屋を開くまでにやること(許可・お金・設備・レジ)の順番は、お菓子屋を開くまでの流れにまとめています。

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ABOUT ME
いろはさん
お菓子屋を開く人と、開いたあとの人へ。兵庫県でマカロン専門店「いろはのおと」(https://iroha-no-oto.com/)を妻と2人で営む、個人事業主5年目の店主です。元メーカー勤務の非エンジニア。菓子の製造は妻(パティシエ)、私はEC・SNS・会計・事務まで裏方をひととおり担当しながら、AI(Claude Code)・個人事業主のお金・店舗運営のリアルを“エアプなし”で正直に発信しています。(FP2級・簿記2級/中小企業診断士は勉強中) 📣 記事の更新はXでお知らせしています → @irohanote168 をフォロー