MacBook Airを中古で個人から買っても大丈夫?9万5,000円で買い、5ヶ月後に8万円弱で売れた店主の実録
「新品は高い。でも中古は、届いたら動かないかもしれない」
「個人から買うと安いけれど、何かあったとき誰に言えばいいのかわからない」
「中古で十分?それとも新品じゃないとダメ?」
Macは高いから、中古でもいいのでは?と考えますよね。
こんにちは。兵庫県明石市で、夫婦で棒付きマカロン専門店を営んでいるいろはです。
先に前提を書きます。買えるなら、新品のほうがいいです。
別の記事でも、中古は勧めていません。
それでも私は2025年7月、中古のM2 MacBook Airを個人から買いました。
会員制コミュニティ内のフリマで、9万5,000円でした。
結果は、うまくいきました。
5ヶ月使って手放したら7万9,800円で売れ、充電器代を足しても実質は5ヶ月で約1万8,000円でした。
うまくいったのは、届く前に「数字」を見られたこと、売れる状態を保てたこと、売れる場所があったこと。
この3つがない人には、私も勧めません。
買ってから売るまでの実額と、届いた日に確認すべきだったことを全部書きます。
開業してから、新品も中古も整備済み品も、自分のお金で買ってきました。
損得も表にします。
この記事を、「新品か中古か」を自分で決める判断材料にしてください。
中古って、動かなかったらどうするの?
届く前に数字を見て決めました。
その話をします。
- 新品を勧める理由がわかるから、迷いの軸が定まる
- 中古で大丈夫だった条件がわかるから、例外が見える
- 届いた日に見る数字がわかるから、外れを引きにくい
- 足りなくなったものがわかるから、自分に合うか決められる
- 買値と売値の実額がわかるから、本当のコストで比べられる
→ 向いていない人は、この記事の後半「初めての人に勧める順番」だけ読んでください。
▼結論|買えるなら新品。中古を個人から買うのは、条件が揃ったときの例外
前の記事で中古のMacって「おすすめしない」って書いてなかった?
はい!書きました。
今も、買えるなら新品です。
正直に書くと、このときの私は「安く済ませたい」以上のことを決めていませんでした。
それでメモリ8GB(メモリ=同時に開ける作業机の広さ)の中古を選び、5ヶ月で足りなくなりました。
ただ結果としては損をしませんでしたが、最初から決めていれば、たぶん新品の16GBを買っていました。
私がMacのスペックと買い方の記事で中古を勧めていない理由は、
・バッテリーが劣化している
・保証が切れている
・壊れたときの修理代が新品並みになる
この3点です。
新品ならこの3つを気にしなくていい。だから新品です。
今回は、この3点が買う前に全部つぶれていました。
- バッテリー
→ 出品ページに充放電8回・最大容量100%の画面写真が載っていた - 保証
→ 2年前の購入品なので切れている。その代わり、長く使う気がなかった - 修理代
→ 壊れたら直さず手放す前提。「未使用に近い」品を選び、きれいに使って売れる状態を保った
つまり「中古が安全になった」のではなく、中古のリスクが自分に関係ない使い方だったということです。
3年使う1台を探している人には、この条件は当てはまりません。
▼私が個人から買った中古のMacBook Air(M2)|条件と値段
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 機種 | MacBook Air 2022(M2)13インチ |
| 構成 | メモリ8GB/SSD 256GB/スペースグレイ |
| 状態 | 「未使用に近い」。家族が2年前に買ってほぼ使わず眠っていた品 |
| 買値 | 95,000円(銀行振込+一部ポイント) |
| 欠品 | 充電器なし(別に購入) |
| 買った場所 | 会員制コミュニティ内のフリマ(個人間取引) |
| 時期 | 2025年7月上旬に振込、翌日に到着 |
※充電器は振込と同じ日にAmazonで注文しました。
100WのUSB-C充電器2,659円と、保護フィルム1,399円です。
私が買ったのは会員制コミュニティ内のフリマで、代金は出品者の口座に先に振り込む形でした。
メルカリやヤフオクは運営が代金を預かり、受取評価を押すまで出品者にお金が渡りません。
だから個人から買うなら、そちらのほうが安全です。
電源を入れて数字を見るのは、受取評価を押す前にやってください。

出品者は、Macには詳しくないと書いていました。
ここは正直少し迷いました。
詳しくない人の「状態が良い」は、どこまで信じていいのかわからないからです。
決め手は、出品者が詳しくないのに、バッテリーの状態を画面写真で出していたことでした。
詳しくない人から買うのって、怖くない?
たしかにそう思います。
でも数字の画面は、言葉より信用できました。
▼届いたとき、私が確認したこと
正直に書くと、私が確認したのはバッテリーと傷だけです。
①バッテリーの最大容量
画面左上の、
①リンゴのマーク
②このMacについて
③詳細情報
④システムレポート
⑤ハードウェア
⑥電源で見られます。
出品写真どおり、充放電8回・最大容量100%・状態は正常でした。
②傷|天板・底面・キーボード・画面
天板・底面・キーボードのテカリ・画面。出品どおり、目立つ傷はありませんでした。
「最大容量」は今どれだけ充電されているかではなく、電池そのものがどれだけ弱っているかの数字です。
「充放電回数」は、電池を空から満タンにした回数の合計で、毎日1回充電すると1年で300回を超えます。
macOSの表示が「修理サービス推奨」になったら交換時期です。
私の目安は、最大容量90%以上・充放電300回以下。
80%台は値段しだい、macOSに「修理サービス推奨」と出る品は買いません。
(Appleは、最大充放電回数に達した後も本来の容量の80%を維持するよう設計と説明しています。Appleサポート・2026年9月確認)
本当は、ほかにも見るべき
私は見ていませんでしたが、次に買うなら必ず見ます。
今回は出品者が工場出荷状態に初期化してくれていたので、問題は出ませんでした。
(初期化=中身を全部消して、買ったときの状態に戻すこと)
運が良かっただけです。
- Apple IDが残っていないか(電源を入れて、初期設定の画面から始まればOK)
※Apple ID=Appleの会員アカウント。前の人のものが残っていると使えない
※初期設定の画面=「こんにちは」と言語選びから始まる画面 - アクティベーションロックがかかっていないか(前の持ち主の「探す」が有効だと、初期化しても使えない)
- 付属品(今回は充電器がないと事前に書かれていたので、届いてから慌てずに済んだ)

写真は売る前の私のMacなので「有効」になっています。システムレポートの「ハードウェア」で、届いた日に見てください
2023年に、Amazonの整備済み品を買って1ヶ月で充電できなくなった経験があります。
それ以来、バッテリーの数字だけは見る癖がついていました。
でもApple IDとロックは、頭から抜けていました。
数字は見たのに、ロックは見ていなかった。
反省です。
▼5ヶ月使って、足りなくなったもの
M2 Airは、ブログ・Shopifyの管理・会計ソフト・Chromeのタブ10〜15個、という使い方なら快適でした。
ファンがないので音もしません。
足りなくなったのはメモリ8GBです。
きっかけはClaude Codeでした。
動画の書き出しとAI関連の作業を同時に走らせると、メモリプレッシャーが黄色から赤に寄るようになりました。
(メモリプレッシャー=Macのメモリがどれだけ圧迫されているかの指標)
8GBで何が詰まるか、16GBと24GBでどう違うかは、スペックの記事に実測をまとめています。
重くなってから、MacBook Pro(M4 Pro・メモリ24GB・512GB)にするか、しばらく悩んでいました。
そこへ10月にM5のMacBook Proが出て、12月にM5(メモリ24GB)を買いました。
M5にしたのは、たまたま時期が合っただけです。
5ヶ月で買い替え? もったいなくない?
そこがポイント。
Macは高く売れるので、損はしませんでした。
▼売ったらいくらだったか|実質コストの計算
同じフリマに出して、7万9,800円で売れました。
12月12日に出品して、4日以内に売れています。
売るときのバッテリーは、充放電152回・最大容量92%でした。
買ったときが8回・100%なので、5ヶ月で8ポイント減り、ほぼ毎日1回充電していた計算になります。

充放電152回・最大容量92%・状態は正常(シリアル番号は隠しています)
| 金額 | |
|---|---|
| 買値 | 95,000円 |
| 充電器(別購入) | 2,659円 |
| 売値 | −79,800円 |
| 差し引き | 17,859円 |
| 使った期間 | 5ヶ月 |
| 月あたり | 約3,600円 |
※保護フィルム(1,399円)は好みで買ったものなので、表には入れていません。
「未使用に近い」状態で買って、5ヶ月使って、買値の84%で売れた。
これが中古を個人から買った結果です。
ちなみに2025年7月の時点で、M2 Airの新品はApple公式では買えませんでした。
2025年3月5日、M4搭載のAirが出たときに販売が終わっています。
8GB/256GBの最後の公式価格は14万8,800円(2024年3月5日の値下げ後)でした。
同じ7月に新品を公式で買うなら、M4 Air(16GB/256GB)で16万4,800円。
私が中古に払った9万5,000円との差は、約7万円です。
この7万円で買えるものは、1年保証・新品のバッテリー・16GBのメモリ・3年以上使える安心です。
3年使うつもりなら、7万円は安い。私は5ヶ月しか使わないと決めていたから、払わなかっただけです。
※価格はいずれも税込・Apple公式。出典=Appleニュースルーム2025年3月5日、ITmedia 2024年3月5日。
▼買い方の損得表|新品・中古・整備済み、自分のお金で払った実額
4台とも自分の財布から出した実額です。
ノートパソコンだけを並べます(サブ機のiMacは買い方の比較にならないので外しています)。
| 買い方 | 何を・金額 | 結果 |
|---|---|---|
| 価格.comの最安店に振込 | M1 MacBook Air新品(妻用) 124,000円 | 今も現役 |
| 個人から中古(フリマ) | M2 MacBook Air 95,000円 | 5ヶ月で売却 |
| Amazon整備済み品 | Windowsノート 39,800円 | 1ヶ月で故障→保証で交換 |
| 価格.comの最安店に振込 | M5 MacBook Pro新品 259,895円 | 現在のメイン機 |
※金額はすべて購入時の支払額(税込)。「今も現役」などの稼働状況は2026年9月時点。
「結果」の中身は、こうでした。
- M1 Air(2024年3月)
→ 本業がカーナビの激安店。問題なく届いて、今も現役 - M2 Air(2025年7月)
→ 5ヶ月使って79,800円で売却。この記事の1台 - Windowsノート(2023年8月)
→ 1ヶ月で故障→保証で交換。交換品は2年以上稼働 - M5 MacBook Pro(2025年12月)
→ 現在のメイン機
価格.comの最安店って、振込が怖くない?
2回とも、ちゃんと届きました。
振り込む前に見たのは、価格.comの店の評価だけです。
本業がカーナビ屋さんでも、評価がついている店なら普通に届きました。
ただしスペックの記事でも書いたとおり、評価のついていない店には振り込みません。
私の場合、壊れたのはいちばん安いものでした。
とはいえ4台の結果なので、値段が理由だとは言い切れません。
個人から買った中古は、出品者が状態を数字で出していました。
整備済み品は、整備する人がAmazonではなく出品者ごとに違い、基準に幅がありました。
同じ「中古」でも、確かめられることの量が違います。
▼初めての人に勧める順番
私はうまくいきましたが、これから初めてMacを買う人に「個人から中古を買え」とは言えません。
購入を検討する順番は以下のとおりです。
①新品
予算が届くなら、迷わず新品です。
1年保証、新品のバッテリー、何かあったときの窓口。全部ついてきます。
買う場所(Apple公式・Amazon・価格.comの最安店)の選び方はスペックの記事にまとめています。
②Apple整備済製品
新品に手が届かないときの、次の候補。
Appleが整備し、1年間の製品保証がついて、最大15%引きです。
Macのバッテリーが新品かどうかは、公式に記載がありません(Amazon整備済み品の記事にも書いています)。
それでも、中古の中ではいちばん勧めます。
割引率や条件は変わるので、最新はApple公式サイトで確認してください。
③Amazon・楽天の整備済み品(Mac)
価格は下がりますが、整備する人が出品者ごとに違います。
バッテリーの数字を必ず出させてください。
それでも個人より上に置くのは、出品者の保証があるからです。
電源が入らない・動かないといった不具合なら、出品者の180日保証で交換か返金になります。
(バッテリーの劣化が対象かは公式に書かれていないので、詳しくはAmazon整備済み品の記事へ)
個人から買うと、外れたら終わりです。
④個人から中古(フリマ)
この記事の買い方がこれ。「向いている人」の条件が揃っている人だけです。
数字の画面写真がない出品は、私なら見送ります。
順番があるとわかりやすいね。
安い順ではなく、外れたときに困らない順です。
だから新品が先ですね。
▼よくある質問(FAQ)
Q1. 結局、新品と中古のどちらがいいですか?
買えるなら新品です。私が中古にしたのは、5ヶ月だけ使う1台が欲しかったからで、3年使う1台なら新品にしていました。迷っている時点で、中古の条件は揃っていないと考えてください。
Q2. 個人から買った中古Macに、保証はありますか?
基本的にありません。Appleの保証は購入日から1年で、前の持ち主の購入日が起点です。
今回は2年前の品だったので保証なしで買いましたが、壊れたら手放す前提だったので、それでよかったんです。
Q3. 届いたら最初に何をすればいいですか?
電源を入れて初期設定の画面から始まるか確認し、前の持ち主のApple IDを求められたら、その場で出品者に連絡です。
次に、バッテリーの最大容量と充放電回数を見ます。
場所は、画面左上のリンゴのマーク→このMacについて→詳細情報→システムレポート→ハードウェア→電源です。
Q4. アクティベーションロックとは何ですか?
前の持ち主の「探す」が有効なままだと、初期化してもそのApple IDを求められて使えません。出品ページに「初期化済み」「iCloudからサインアウト済み」の記載があるか、届く前に確認してください。
Q5. 相場はどう見ればいいですか?
同じ機種・同じ構成で、直近に売れた値段を見ます。
私は2025年7月に8GB/256GBのM2 Airを9万5,000円で買い、12月に7万9,800円で売りました。
5ヶ月で1万5,200円の値落ちなので、それより極端に安い出品は理由を疑ったほうがいいです。
Q6. 売るならいつがいいですか?
「足りない」と感じた月に出すのがいちばんです。使い続けるほど値段は下がります。私は次の1台を買ってから出したので、空白期間がありませんでした。
▼まとめ|買えるなら新品。中古は、数字が見えて短く使うときだけ

- 買えるなら新品。保証と新品のバッテリーは、それだけの価値がある
- 中古のリスクは、自分の使い方に関係あるかで決まる
- 届く前に「バッテリーの数字」が見える出品だけ
- 届いた日に、Apple IDとロックも見る
- 短く使って売る前提なら、実質コストは買値−売値で考える
- 初めてなら、整備済製品から
中古で困らなかったのは「短くつなぐ」条件の話。
3年使うなら、私も新品を選びます。
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