個人事業主のキャッシュレス|PayPay+楽天ペイ+Airペイ4本立て|マカロン店主4年【2026年版】
- 個人事業主・小さなお店が選ぶべきキャッシュレス決済の現実解(QR2枚+Airペイ+現金)
- 開業時のAirペイ→PayPay→楽天ペイの実際の導入順(4年分の生の流れ)
- 2026年5月時点の最新手数料・入金サイクル(売上が口座に届くまでの日数)の正確な数字
- マルシェ・イベント出店で「現金切れのお客さま」を取りこぼさない仕組み
- 4年間使い続けてきた店主が、月額0円プランを選び続けている理由
「お店、PayPay使えますか?」
「楽天ペイありますか?」
「クレカ使えますか?」
マカロン専門店「いろはのおと」を兵庫県・明石市で4年運営している私が、お客さまからよく聞かれるのがこの3つです。
うちは実店舗・EC・マルシェ出店の3販路で動いていて、今では売上のだいたい半分がキャッシュレス決済(現金を使わない支払い)になり、残り半分が現金。財布の中身を気にせずマカロンを選んでいただける景色が、すっかり当たり前になりました。

結論から、うちは「QR2枚並べ(PayPay+楽天ペイ)+Airペイ(カード・電子マネー端末)+現金」の4本立てで4年間運営しています。
実はAirペイは開業時(2022年)から導入していて、そこにQRを段階的に足していった形です。月額は全部で0円。それなのに、お客さまに「現金しか使えなくてすみません」と謝る場面がほぼなくなりました✨
この記事では、4年間レジに立ち続けてきた店主目線で、「結局どっちのQRが先?」「両方いる?」「Airペイって必要なの?」「手数料って実際どれくらい?」といった、誰も正直に書いてくれない部分をぜんぶお話しします。難しいカタカナ語にはそのつど短い言い換えを添えるので、開業したばかりの方や「難しいIT用語が苦手」という方も、ゆっくり読み進めてもらえれば大丈夫です😊
ねえ、QR2枚+Airペイ+現金って支払う手段多くない?
…ぜんぶいるの?
うちはこうしてるよ。順番でいうと、まず開業のときに「現金+Airペイ」を入れて、半年後にPayPay、その次に楽天ペイ。
一気に4つ揃えたんじゃなくて、聞かれるたびに足していった結果ですね。だから、全部いっぺんに揃えなくて平気だよ😊
▼そもそも個人事業主のキャッシュレス決済って何種類あるの?
まずは全体像を整理しておきます。お店向けの決済サービスには、大きく分けて4つのカテゴリがあります。「カテゴリ」というのは“仲間分け”くらいの意味です📊
- QRコード決済(スマホで読み取って支払う方式):PayPay・楽天ペイ・au PAY・d払いなど。お店側はQRコード(四角いマス目模様の支払い用シール)を貼るだけで使え、専用の機械はいりません。
- クレジットカード/電子マネー/タッチ決済(カードや端末をかざして払う方式)の端末:Airペイ・Square・stera packなど。お店側に決済端末(カードやスマホを読み取る機械)が必要ですが、これ1台でクレカ・交通系IC・iD・QUICPay・QR決済まで一気にまとめて対応できます(Airペイは2025年10月にアプリ統合され、QR決済も同じアプリ内でできるようになりました)。
- 電子マネー単体:Suica・PASMOなど交通系IC、iD、QUICPay。多くの場合②の端末に内包されます。
- POSレジ(売上記録と精算ができるレジ)+決済の一体型:Airレジ・Squareレジなど。
このうち、個人事業主の小さなお店が最初に整えると安心なのは「Airペイなどのカード端末+QRコード決済2枚」のセットです。Airペイ系を入れるとクレカ・電子マネー・タッチ決済・QRまで一気に対応できますし、PayPay・楽天ペイのQRは初期費用も月額も0円。レジの横にQRコード台紙を立てるだけなので、機械の置き場所も配線もいりません💡
えっ、Airペイってカード端末入れちゃうの?
高そうだし難しそうなんだけど…
私もそう思ってました!
だけど開業時にキャンペーンで端末0円になってて、月額もずっと0円。設定もアプリ案内に従うだけで、機械音痴のうちでもできたよ。Airレジを4年使ったレビューに詳しく書いたから、気になる人はそっちも見てね👌
レジ側の使い勝手については、別記事でAirレジ+Airペイを4年使った正直レビューを書いていますので、POSレジまで含めて考えたい方はあわせてどうぞ。この記事では「カード端末はAirペイで解決済み」という前提で、QR2枚(PayPay+楽天ペイ)の話を中心にしっかり掘り下げます。
▼【実体験】開業時から4本立て:Airペイ→PayPay→楽天ペイの導入順
実は全部始めから導入したわけではなく、段階を踏んで2022年の開業時にAirペイ、半年後にPayPay、その後に楽天ペイという形で、3〜4年かけて今の4本立てになりました。流れをそのままお話しします🚐

STEP 0:2022年開業時に「現金+Airペイ」体制をまず整えた
2022年、明石市でマカロン専門店「いろはのおと」をオープンしたとき、レジまわりで最初に決めたのが「現金+Airペイ」の2本立てでした。Airペイ1台あれば、クレジットカード・タッチ決済(カードや端末をかざして払う方式)・交通系IC(Suica/PASMO等)・iD・QUICPayまでまとめて1台でカバーできるからです。初期費用も月額も0円のキャンペーンで始められて、リスクはほぼゼロ✨
この時点で「カード派・電子マネー派のお客さまには困らない」という安心感ができました。Airレジ実体験レビューでも書いていますが、Airレジ(売上記録)+Airペイ(決済)の組み合わせは、機械が苦手でも本当にラクです。今でもうちのレジの基礎は、この組み合わせのままです👌
えー、Airペイ1台で交通系ICまでいけるの?ホントに?
そうですね!SuicaもPASMOも、iDもQUICPayも、ピッてやれば1台で全部通る。だから「Airペイは入れる、その上でQRを2枚足す」って順番でした✨
STEP 1:開業半年後〜PayPay単独で加盟店契約(理由:申請がスムーズだったから)
2022年当時もAirペイ経由でPayPayは使えました(Airペイ QRという別アプリ運用でした)。ただ、当時うちが申請したときは「Airペイ QR」側のPayPay承認に時間がかかる状況でした。「PayPay使えますか?」と聞かれる頻度が上がってきたタイミングで、結局PayPay単独で加盟店契約(お店として決済サービスを使えるよう登録すること)した方が早く運用開始できたので、そちらに切り替えたという流れです📱
利用者数の多さで言えば、PayPayが圧倒的1位です(2025年7月時点で7,000万人を突破/PayPay公式発表)。初期費用0円・月額0円の「PayPayマイストア 制限プラン(通称:月額0円プラン)」で開始しました。決済システム利用料は1.98%(税別)。月額1,980円(税別/税込2,178円)の「PayPayマイストア ライトプラン」に入ると1.60%(税別)まで下がりますが、月のPayPay売上が約52万円を超えるまではライトプランに入る意味がないと判断し、いまも月額0円プラン(1.98%)のまま運用中です。
STEP 2:楽天銀行ビジネス開設のタイミングで楽天ペイを追加
PayPay導入から数ヶ月後、事業用口座として楽天銀行ビジネスを開設したタイミングで、楽天ペイの追加を即決しました。決め手は2つです。
- 楽天銀行口座を指定すれば翌日入金・振込手数料0円(土日祝も翌日。他行を指定すると振込手数料は330円(税込)かかる)
- 楽天ペイのQRコードでau PAY利用者も支払いを受けられる(お客さま側のau PAYアプリで楽天ペイのQRを読むと決済が通る仕組み。2019年6月から共通QR化されています)
楽天ペイもPayPayと同じく、初期費用0円・月額0円の「ライトプラン(手数料2.48%)」で運用しています。2024年12月から「スタンダードプラン」(月¥2,200・手数料2.20%)も登場していますが、こちらも月の楽天ペイ売上が約79万円を超えたあたりが損益分岐(かかるコストと得られる利益が同じになる境目)の目安です。
なお、スタンダードプランは2025年12月31日までの月額無料キャンペーン実績があり、2026年5月時点の最新条件は楽天ペイ公式サイトで確認してください(対象条件もあります)。
えっ、楽天ペイのQRでau PAYも使えるの!?知らなかった〜
そうそう!「au PAYで」って言われたとき、楽天ペイのQRをスキャンしてもらえばちゃんとできます。お店として加盟店契約してるのは“楽天ペイ”だけど、お客さま側のau PAYアプリの機能で読めるって仕組み。1枚で実質2サービスをカバーできて得した気分だったよ😊
※正確にはau PAY側で楽天ペイのQRを読み取る仕組みで、お店は楽天ペイの加盟店契約のみ。お客さまから見ると“1枚のQRで2サービス使える”体験になる、という意味合いです。
現在:QR2枚+Airペイ+現金の4本立てで安定運用
店頭にはPayPay・楽天ペイのQRコード台紙を並べて掲示し、その横にAirペイの端末、そして現金トレー。ざっくり言うと、現金が半分くらい、キャッシュレスが半分くらい。キャッシュレスの中ではPayPayと楽天ペイがほぼ同じくらいで、カード(Airペイ)は少なめという構成で4年運営して、「決済手段がなくて困った」場面はほぼゼロです。カード・電子マネー対応はAirペイで解決済みなので、「カードでお願いします」と言われても焦りません。乗り換えたい瞬間は4年間で一度もありません✨
▼小さなお店がキャッシュレスを入れる5つのメリット
明石市でマカロン専門店「いろはのおと」を4年運営してきて実感した、キャッシュレス導入の現実的なメリットを5つにまとめます。机上の話ではなく、毎日レジに立っている人間の体感としてお読みください。実店舗・EC・マルシェ出店の3つの販路を持つ立場から、特にマルシェ出店での効きが大きいのが本音です⏱️
🟢 まず結論:5つのメリットひと目まとめ
- ① マルシェ・イベント出店で「現金切れのお客さま」を取りこぼさない(一番重要)
- ② 実店舗・ECでも「現金のみだとそっと帰る」お客さまがゼロに近づく
- ③ PayPayキャンペーン期間に新規来店が増える
- ④ お釣りミス・盗難リスクの低減
- ⑤ 売上データが自動で残り、Airレジ→会計ソフトの流れがラク
メリット① マルシェ・イベント出店で「現金切れのお客さま」を取りこぼさない
うちは月に数回、神戸ハンドメイドマルシェなどのマルシェ・地域イベントに出店しています。屋外イベントの会場では、お客さまの財布事情がいちばん読めません。「ATMが近くにない」「現金は他のお店で使ってしまった」という方が、想像以上に多いのです。

そこで「PayPay・楽天ペイ・カードぜんぶOKです」と言えるだけで、お客さまの肩の力がふっと抜けます。これが現金のみだったら、棒付きマカロンを手に取ってくれたのにそっと棚に戻す瞬間が、確実に増える。出店者がまだ「現金のみ」のところも多いマルシェだからこそ、ここで取りこぼしを防げる効きが一番大きいのです✨
※マルシェ出店時の電波対策・運用Tipsは、姉妹記事 運用設定7選 でさらに詳しく書きました📊
メリット② 実店舗・ECでも「現金のみで帰る」お客さまがゼロに近づく
キャッシュレスを入れる前、若いお客さまが財布をのぞき込んで「あ、すみません……」とそっと帰っていく場面が何度もありました。マカロンを手に取って、目で「欲しい」と言ってくださっていたのに、現金が足りなかっただけ。あれは本当にもったいない瞬間です。
うちは今、ざっくり現金半分・キャッシュレス半分。逆に言えば、キャッシュレスで払ってもらえた分は「現金しかなければ取りこぼしていたかもしれない売上」です。ここを月額0円の仕組みで救えていると思うと、迷う時間がもったいないくらいです。EC(Shopify)でもクレカ・Apple Pay・Google Pay・PayPalなど複数決済を用意していますが、実店舗・マルシェでも同じ発想で揃えるのが現実解です💡

で、結局手数料っていくら取られてるの?気になるんだけど。
マカロン1個400円なら、PayPay月額0円プラン(1.98%)で約8円。コンビニのレシート1枚分にもならない金額だよ。
「取りこぼしを防げる安心料」や「現金を管理するコスト」と思えば、私はぜんぜん納得してます😊
メリット③ PayPayキャンペーン期間に集客がブーストする
自治体が定期的に「PayPayで払うと一部のお金が戻ってくる」還元キャンペーン(使うと一部のお金が戻ってくるイベント)を打ちます。全国では毎月どこかの自治体で開催されていて、還元率は10〜20%、最大30%還元の事例もあります(PayPay「あなたのまちを応援プロジェクト」)。自分の地域での開催は年に数回程度ですが、その期間は普段現金で買ってくださる常連さんまでPayPayで払ってくれるようになります✨
さらに、「キャンペーンやってるから来た」と新規のお客さまが来店してくださる流れも生まれます。PayPayアプリの「近くのお店」一覧(PayPayマップ)に表示されたのを見て来てくださる方もいて、キャンペーン期間は新規来店が体感で増えるボーナス期間です🎯
メリット④ お釣りミス・盗難リスクの低減
現金のレジ管理は、慣れていてもミスが出るときは出ます。500円玉と100円玉の取り違え、1,000円札と5,000円札の見間違い……。キャッシュレス比率(現金以外で払う割合)が上がると、レジに置いておく現金そのものが少なくなるので、お釣りミスも盗難リスクも自然に減っていきます。閉店後の両替準備のストレスも体感ゼロに近いです。
メリット⑤ 売上データが自動で残る(Airレジ→会計ソフトの流れ)
PayPay for Business(以降は「PayPay管理画面」と書きます)と楽天ペイ加盟店(お店として登録すること)管理画面のどちらも、日別・月別の売上が自動で記録されます。さらにうちはAirレジが売上の母艦になっていて、Airペイの売上はまるごとAirレジに集約されます📊
確定申告のときは、振込履歴と売上画面のスクショを並べるだけで根拠資料になるので、会計処理が圧倒的にラクです。ちなみに会計ソフトとの連携はfreeeとマネーフォワードの比較記事に詳しく書いていますが、2026年5月時点ではPayPay・楽天ペイともに freee の方が連携が強いです。マネーフォワード クラウド会計は両方とも自動連携の対象外で、現状はCSVインポートか手動入力が必要です。うちはAirレジ→マネーフォワード クラウド会計の連携で日々の売上記録は自動化し、PayPay・楽天ペイは月初に手動でまとめて入れる運用にしています。
▼正直に伝える「ちょっと残念な点」3つ
メリットだけ並べても胡散臭いので(笑)、4年使ってきて「ここは気をつけた方がいい」と感じる残念な点を3つ、先に正直に書きます。これを知った上で導入すれば、想定外のガッカリは少ないはずです⚠️
🔴 残念な点ひと目まとめ
- ① 手数料はじわっと効く(売上額に応じて積み重なる)
- ② 電波が弱い場所だと決済が止まる(屋外イベントで要注意)
- ③ 管理画面が3つに分かれて、月初の確認に手間がかかる
残念な点① 手数料はじわっと効く(読者の店舗で当てはめてみてください)
マカロン1個400円のうち、PayPayの月額0円プラン(手数料1.98%税別)だと手数料は約8円。1個分だけ見れば「マカロン1個分にもならない」金額です。ただし月の決済額の1.98%が手数料で消えると捉えると、積み重なるとそれなりのインパクトです。
具体的にどれくらいになるかは、「自分のお店の月のPayPay決済額 × 1.98%」で当てはめてみてください。たとえば月10万円のPayPay決済なら年約2万4千円、月30万円なら年約7万円、月の決済額が大きくなるほど積み重なります。「現金しか使えなかったらこのお客さま、買ってくれてた?」と置き換えて納得できる金額かどうかで判断するのが現実的だと思います。私の場合は、4年間で「手数料が惜しくて乗り換えたい」と思った瞬間は一度もありません。広告に同額使うより、確実な使い道だと感じています。
残念な点② 屋外イベントでAirペイ端末を使う日だけ電波が課題
まず誤解されやすい点から整理します。QRコード決済(PayPay・楽天ペイ)は、お客さま側のスマホで決済が走る仕組みなので、お店側の電波がどうかは基本的に関係ありません。お客さまのスマホがネットにつながっていれば、店主のスマホが圏外でも決済は通ります📱
ただしAirペイ端末は別で、お店側のスマホ・タブレットでインターネット接続して決済処理するため、屋外イベントで電波が弱い場所だと処理が止まることがあります⚠️
実は昨年秋、明石市の海辺で開かれたマルシェに出店したとき、テントの裏側に立った瞬間、スマホの電波が4G1本まで落ちて、Airペイで「カードでお願いします」と言われたお客さま3組続けて処理に時間がかかり冷や汗をかきました(QR決済のお客さまは普通に通っていました)。その日のうちにモバイルWi-Fi(持ち運べる小さなインターネット機器)を手配し、それ以来Airペイを屋外で使う日は必ず持参するようになりました🚐
⚠️ 屋外でAirペイを使う日のチェックリスト
- モバイルWi-Fi(持ち運べる小さなインターネット機器)を持参・前夜に充電
- テザリング(自分のスマホ回線を他の端末に分ける機能)も予備でON
- 会場の電波状況を、設営時にスマホのアンテナ本数で確認
- 「電波不調時はQR決済か現金でお願いします」と伝える小さなPOPを1枚用意
- ※QR決済(PayPay・楽天ペイ)のみで運用するならお店側の電波対策は不要
残念な点③ 返金処理はカード決済より少しやりにくい
これも誤解されがちなので、4年使ってきた実感を正直に書きます。「管理画面が3つに分かれて月初の確認が大変では?」と聞かれることが多いのですが、実はそこまで大きな手間ではありません📩
- 楽天ペイ:楽天銀行ビジネス口座を指定していれば翌日に自動入金。メール通知で「入金されたな」と確認するだけ
- PayPay:入金時にメール通知が届くので、月初に2〜3通のメールを軽く眺める程度
- Airペイ:Airレジに売上が自動集約されるので、画面を別途開く頻度はとても低い
本当のリアルな課題は、返金処理(キャンセル対応)が現金やカードに比べると少し手間な点です。QR決済の返金はPayPay・楽天ペイともに管理画面から取り消しが可能ですが、Airレジ側の売上記録もキャンセルする必要があり、「お客さまに謝る→管理画面で返金処理→Airレジで取消→お客さまに確認」と工程が4ステップに分かれます。現金商売の「お釣りを返すだけ」に比べるとほんの少しやりにくい⚠️
とはいえ、返金が発生する場面は4年運営で月に1〜2件あるかないか。日常的に困る課題ではないので「いざという時の手順を覚えておく」程度で十分です😊
▼【イベント出店でこそ効く】QR2枚+Airペイが効く瞬間
ここがこの記事の一番伝えたいパートです🚐
うちは月に数回、神戸ハンドメイドマルシェなどのマルシェ・地域イベントに出店しています。そこで気付いたのが、「キャッシュレス対応している出店者がまだ少ない」という事実。手数料を嫌って現金のみにしているお店が想像以上に多いのです。だからこそ、QR2枚+Airペイモバイル端末の“完全武装”が、小さな差別化として効きます。
💡 Airペイをマルシェで使う前のチェック(実は公式OK)
- ✅ Airペイは「出張販売・催事販売・キッチンカー」が公式の申込区分として用意されている(規約違反ではない/Airペイ公式FAQで確認)
- ⚠️ 申込時に「複数の場所で利用」を選択する必要あり
- ⚠️ ただし「複数の場所で利用」を選ぶと、Suica/PASMO・ICOCAなど交通系IC決済が使えなくなる仕様です
- → 実店舗中心で交通系IC利用が多い場合は、屋外用に別途モバイル端末契約も検討

イベントだとお客さまの財布事情も読めないし、現金切らしてる人も多そうだもんね
そうなのよ。イベント会場でATMを探してもらうのも申し訳ないし、「PayPay・楽天ペイ・カードぜんぶOKです!」って言うだけで、お客さまの肩の力がふっと抜ける顔をするの。それだけで売上の取りこぼしがゼロに近づきますね😊
- 「あ、現金ないけどPayPay大丈夫ですか?」と聞かれたとき。「使えますよ」と即答できるだけで成約につながる
- レジ前にお釣り用の小銭を大量に用意しなくていい。重い小銭ケースをイベントに持っていく負担が減る
- 「現金しか使えないお店」と並んだとき、選んでもらえる確率が体感で上がる。キャッシュレス対応それ自体が、小さな差別化になる
- 申込みから審査通過までは最短3〜5営業日。次のイベントに間に合わせたいなら、少なくとも2週間前には申込みを済ませておくのが安全です。書類の不備があった場合の差し戻し対応も見越して、余裕を持って動きましょう。Airペイは審査がやや長めなので、開業前のうちに申し込んでおくのが理想です。
QRコードをスタンドに立てて貼るだけなので、持ち運びはA5の台紙2枚+Airペイのモバイル端末1台。荷物はノートPC1台より軽いくらいです。荷物が増えないのに売上の取りこぼしが減る、というのが「QR2枚+Airペイ」体制の強みです✨
▼【2026年5月最新】PayPay vs 楽天ペイ ガチ比較表
2026年5月時点の最新情報で、個人事業主が一番気になる項目だけに絞った比較表です。専門用語にはカッコで言い換えを添えています。料率・キャンペーンは予告なく変更される場合があるので、申込み前に各社公式サイトで最新条件を確認してください。
| 項目 | PayPay | 楽天ペイ |
|---|---|---|
| QR決済手数料(お店が払う割合) | 1.60%(PayPayマイストア ライトプラン 月¥1,980税別/税込¥2,178)/1.98%(マイストア 制限プラン=月¥0/いずれも税別) | 2.20%(スタンダードプラン 月¥2,200税込)/2.48%(ライトプラン・月¥0) |
| 初期費用 | 0円 | 0円(QRコード決済のみの契約の場合) |
| 月額 | 0円 or 1,980円(税別/税込2,178円) | 0円 or 2,200円(税込)/※2025年12月31日まで月額無料キャンペーンの実績あり、2026年5月時点の最新条件は公式で要確認 |
| 翌日入金(売上が口座に届くスピード) | 有料(早期振込:振込額の0.38%税別+振込手数料) | 楽天銀行口座なら翌日・振込手数料0円/他行は330円(税込) |
| 申込〜利用開始 | 最短3〜5営業日 | 最短3営業日〜2週間(決済種別による) |
| ユーザー数 | 2025年7月時点で7,000万人超(PayPay公式発表/国内QR決済シェア最大) | 楽天会員1億ID超(楽天経済圏が強い) |
| 当店での体感頻度(明石市の実店舗4年) | ★★★★★(聞かれる頻度No.1) | ★★★(楽天経済圏ユーザー中心) |
| マイストア/キャンペーン | PayPayクーポン・自治体還元(全国で毎月どこかで開催/最大30%還元の事例あり) | 楽天お買い物マラソン期間にポイントUP |
| 会計ソフト連携 | freee連携あり/マネーフォワード クラウド会計は自動連携対象外 | freee連携あり/マネーフォワード クラウド会計は自動連携対象外 |
| au PAY連動 | 非対応 | 対応(楽天ペイのQRをau PAYアプリで読める/2019年6月から共通QR化) |

結局どっちが先に入れるべき?って聞かれたら?
どちらもいいけど「お客さまから聞かれる頻度」でPayPayが先かな。楽天銀行ビジネスを使うなら楽天ペイも追加でほぼ全部カバーできる、っていうのがうちの結論だよ。この順番でうちは4年間困ったことなし✨
入金サイクル設定、QRコードPOPの貼る場所、月初15分でぐるっと一周する3画面チェックリスト——「入れたあとがぜんぶラクになる運用設定」を姉妹記事にまとめました📊
申込み手順5ステップ・手数料の詳細・au PAY共通QRの実物写真など、楽天ペイ加盟店契約に特化した内容を別記事でまとめました🍰
▼よくある疑問Q&A
ねえ、申込みって難しい?パソコン苦手な私でもできるかな?
大丈夫、スマホで完結するよ。本人確認書類の写真と、お店の外観・内観の写真を撮って送るだけ。書く欄も「屋号・住所・口座」くらい。PCが苦手な人ほど、PayPayのスマホ申込み画面の方がやりやすいかも。これで困ったことはありません😊
Q1. 開業届を出していなくても登録できる?
PayPay・楽天ペイともに、開業届の提出は必須ではありません(本人確認書類+店舗写真があればOK/PayPay公式FAQで確認)。ただし業種によっては追加書類が必要なケースがあります(例:施術所、特定継続的役務提供、古物商など)。Airペイは事業実態の確認がやや厳しめなので、開業届があるとスムーズです。
Q2. 屋号で登録するか、本名で登録するか?
屋号があるなら屋号で登録がおすすめ。お客さまが管理画面・PayPayマップで店名を見たとき、屋号の方が認識されやすいです。屋号がない場合は本名でも問題ありません。
Q3. 自宅サロン・キッチンカーでも登録できる?
どちらも登録可能です。キッチンカーの場合は移動先の住所ではなく事業者の登録住所で申込み、店舗写真は外観・内観それぞれ1枚ずつ用意してください。
Q4. 審査落ちしたらどうする?
店舗写真の不備(外観が映っていない・看板が見えない)が一番多い理由です。看板込みの外観写真+店内全景写真を撮り直して再申請すれば通ることが多いです。明るい時間帯に、まっすぐ正面から撮るのがコツ。
Q5. PayPayマイストア ライトプラン(月¥1,980税別/税込¥2,178・手数料1.60%)には入った方がいい?
月のPayPay売上が約52万円を超えるまでは入る意味なしと私は判断しています。手数料の差は1.98%→1.60%の0.38%。月¥1,980(税別)を取り戻すには月¥521,000の決済が必要になります(1,980 ÷ 0.0038 ≒ 約52万円)。それより少ない方は月額0円の制限プラン(1.98%)で十分です。
Q6. PayPay利用者数の最新値は?
PayPay株式会社の公式発表によると、2025年7月時点で7,000万人を突破しています。国内のQRコード決済では圧倒的なシェアで、コンビニ・飲食・地方の個人店まで、年齢層を問わず幅広く使われています。料率・利用者数は予告なく変更される場合があるので、最新情報はPayPay株式会社公式でご確認ください。
Q7. カード決済(クレカ・タッチ決済)はどうしてる?
うちは2022年開業時から導入したAirペイで、クレジットカード・タッチ決済(カードや端末をかざして払う方式)・交通系IC・iD・QUICPayまでカバーしています。2025年10月以降はAirペイアプリ1本でQR決済まで完結する形にアップデートされました。詳しくはAirレジ+Airペイの4年レビュー記事に書きました。「カード派のお客さまをこぼしたくない」と考えるなら、QR2枚と同じくらいの優先度で検討する価値があります👌
🎯 今日から始める3つのアクション
- 5分:店舗写真(外観+内観)をスマホで2枚撮っておく(看板込みの正面写真+店内全景)
- 10分:PayPay for Business 公式サイトから月額0円の制限プランに申込(手数料1.98%税別)
- 10分:楽天ペイ加盟店 公式サイト(pay.rakuten.co.jp/business/start/)からライトプランに申込(楽天銀行ビジネス指定で翌日入金が無料に)
↑どちらも初期費用0円・月額0円。手数料はマカロンが売れたときだけ。最短3〜5営業日で利用開始です。カード対応まで一気にやりたい方は、合わせてAirペイの申込みもどうぞ。
▼前編まとめ:現金+Airペイを土台に、QR2枚を0円で足すのが王道

マカロン店4年目の私が、明石市の実店舗で4本立てを使い続けてきて出した結論です。
- 個人事業主の小さなお店なら「QR2枚(PayPay+楽天ペイ)+Airペイ+現金」の4本立てが現実解
- まずは開業時に「現金+Airペイ」でカード・電子マネーまで一気に土台を作る
- その上にPayPay→楽天ペイの順でQR2枚を0円で足すのが王道
- 1枚目QRはPayPay(聞かれる頻度No.1・利用者数7,000万人超)
- 2枚目QRは楽天ペイ(楽天銀行ビジネスなら翌日入金・au PAYのQR読み取りにも対応)
- イベント・マルシェ出店ではQR2枚+Airペイモバイル端末+現金の完全武装で取りこぼしゼロへ
この記事では「とにかく0円から始められる」という入口を強調しましたが、月の決済額が大きくなってきたら、PayPayマイストア ライトプラン(月¥1,980税別/税込¥2,178・1.60%)や楽天ペイのスタンダードプラン(月¥2,200税込・2.20%)への切替えも検討の余地があります。
大事なのは「いま現金で取りこぼしている売上」を、月額0円で取り戻し始めること。今日のうちに店舗写真2枚を撮っておけば、QR2枚の申込みは10分で終わります。迷わずQR2枚は0円で始めて大丈夫だよ、と4年運営した私から言い切らせてください。マカロン1個分のお金を稼ぐより早く、明日のお客さまの「PayPayで」に「使えますよ」と返せるようになりますよ✨
📮 申込みの入り口(公式サイト)
・PayPay:公式サイト business.paypay.ne.jp から申込み
・楽天ペイ:公式サイト pay.rakuten.co.jp/business/start/ から申込み
・Airペイ:公式サイト airregi.jp/payment/ から申込み
💡 用語ミニ辞典(カタカナが苦手な方へ)
- キャッシュレス決済:現金を使わない支払い方法のこと
- QRコード:四角いマス目模様の支払い用シール
- POSレジ:売上記録と精算ができるレジ
- 加盟店契約:お店として「決済サービスを使えるよう登録すること」
- 入金サイクル:お客さまが払ったお金がお店の口座に入るまでの日数
- キャッシュフロー:お金の出入りの流れ
- 損益分岐点:かかるコストと得られる利益が同じになる境目
- 早期振込:通常より早く入金してもらうサービス(手数料がかかる)
- タッチ決済:カードや端末をかざして払う方式
- モバイルWi-Fi:持ち運べる小さなインターネット機器
- テザリング:自分のスマホ回線を他の端末に分ける機能
📚 あわせて読みたい
※ 本記事の判断軸・体感はすべて、明石市の実店舗で4年間運営してきた実体験に基づくものです。料率・キャンペーン条件・各サービスの仕様は予告なく変更される場合があります(2026年5月11日時点の公式情報をもとに記載)。
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